常光徹のレビュー一覧
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これは素晴らしい!(*゚Д゚*)よくぞここまで細かく収集されたものだ…(*´-`)しかし、読んだそばから忘れていってしまう私が憎い(--;)読むのに一年近くかかっているし(^^;)でもこの本を購入して良かった(^-^)あと「植物編」と「衣裳編」も積んでいるからコツコツと…Posted by ブクログ
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・読んでいるうちに、本に吸い込まれる感じで、とってもこわいけど読んだら止まらなくなります。
・ゾクッとするようなこわい話がたくさんつまっていて、いつでもおもいだしそうなくらい。学校のかいだんより、パワーアップしてさらにこわくなりました。小学生には、大人気の本です。
・ぼくはおばけがすきだし、おばけが...続きを読むPosted by ブクログ -
1回目に、くやしくて石をけって
花のくきがおれていて
そのまんま家に帰って
つぎのあさ、花のくきがなおっていた。
私もなんでだ?と思いました。
もう一回、くきの花をわざとおって
また、家に帰って
つぎのあさ、赤い花がみるみるいっぱいになったのが
ふしぎに思いました。Posted by ブクログ -
このタイトルからでは、判らないだろうけど、民俗学の学術書。と、いっても非常に面白く読める。誰でも学校に通っていた頃は耳にしたはずの怪談を、元教師の著者が拾い集めて分析したそうな。とにかく、面白い。Posted by ブクログ
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・常光徹「日本俗信辞典 衣裳編」(角川文庫)が出た。以前の動物編、植物編に続く第3弾である。これもまた例の小事典の文庫化かと思つてみるのだが、さういふのが出てゐたといふ記憶は私にはない、と断言できない。それでも手許に小事典の衣裳編はないといふことで、確認のために本書の巻末をみると、そこには「本書は書...続きを読むPosted by ブクログ
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タイトルが怪談話っぽいですが、民俗学の本です。
著者が教職の方で、実在の小中学生から話を採取してます。
口裂女や人面犬、あの有名な怪談まで、ルーツをさかのぼると昔の怪談にたどりつく!
読みやすいしわかりやすいし、面白いです。Posted by ブクログ -
昔話、夜蜘蛛・朝蜘蛛の伝承、箒を逆さに立てると客払いの呪いになる…などなど民間に伝わる俗言について書かれています。レポートで硬い文章ですが興味がある人には面白い内容だと思います。Posted by ブクログ
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“自分の誕生と自分の死は、生命体としての時間の始まり(誕生)と終わり(死)、つまり時間的境界である。また、その時は非社会的存在(霊的存在)から社会的存在へ、社会的存在から非社会的存在への移行の境界でもあり、物体から霊的存在への移行の境界でもある。”『魔除けの民俗学』13頁
わたしも覚えてないけど霊...続きを読むPosted by ブクログ -
学校の怖い話、後篇。
1話1話が結構短いので読みやすいのですが
やはり怖いのが嫌いな人は、一人で読まない方が。
うっかり背後に…とか想像してしまったら、あれです。
99話まであり、最後には一番怖い話、のおまけつき。
これは1話だけではなく、結構あります。
怖い話もあるのですが、だから? というも...続きを読むPosted by ブクログ -
【本の内容】
刊行以来、大きな反響を呼び、巻を重ねて読みつがれている『学校の怪談』。
長期間にわたり収集した、巷のうわさや怪異をもとにした数々の“こわい話”のなかから“百物語”を厳選。
そのうち、表題作を含む五十編に加えて“学校の七不思議”を収録した怪談傑作集。
大人にも親しみやすい文章にあら...続きを読むPosted by ブクログ -
口承文芸の衰退が語られるようになって久しいが、小中学校では現在もなお学校の怪談という形で怪異が語り続けられている。第一章ではトイレ・特別教室・校長・地域の特定の場所などにまつわるうわさ話を分析、続く第二章では古典的な異人殺し譚・予兆譚がどのように変容し現在語り次がれているかを述。三章では学校の怪談か...続きを読むPosted by ブクログ