折原一のレビュー一覧
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日照りに見舞われ干上がったダム底から、
緑山小学校の旧校舎が姿を現した。
そこで『百物語』しようと出掛けた悪童達が呼び覚ました
とんでもない怪物とは!?
恐かったです。
ダークホラーサスペンス第二弾ということですが、
第一弾の『沈黙の教室』を読まずに読みました。
特に問題はナイとは思うんですが・...続きを読むPosted by ブクログ -
2008/11/18 7&yにて購入。
2019/2/25〜3/1
10年ものの積ん読本。前作、叔母殺人事件に続く親類シリーズ?叙述トリックの名手であるので、注意して読んでいた。一つ目のどんでん返しはなんとなく分かったが、最後はやられた。やっぱり上手い。Posted by ブクログ -
覆面作家・西村香を主人公とした短篇集(連作集)。
全編、手紙やFAXの形式で書かれているのですが、部分的にやや強引に手紙形式に持ち込んでいる感がしなくもありません。
ファンからの様々な要求が主人公に届きます。
そして、主人公が覆面作家で正体を知られていないために、様々なトラブルが発生します。...続きを読むPosted by ブクログ -
好きな作家がいたとしても、ファンレターを書くまでのめりこんだことはないなあ・・
芸術家というのは、コアなファンが多い。
そのジャンルは美術であり、文学であり、音楽であるかもしれない。
そしてファンの願望はやがて大きくなり、現実と理想の区別がつかなくなったり、本人に会いたいとか考えてしまうの...続きを読むPosted by ブクログ -
新規購入ではなく、積読状態のもの。
2010/12/13〜12/15
久しぶりの折原作品。
東京北区に一人暮らしをする土地持ちの老女の家の2階に、夫から逃げてきた白瀬直美が住むことになる。老女は、かつて直美の住んでいた部屋で密室殺人の発見者となっていた。この老女は訪ねてくる区役所の役人に、天井男...続きを読むPosted by ブクログ