佐藤由美子のレビュー一覧

  • 戦争の歌がきこえる
    米国認定音楽療法士の著者がホスピスで出会った戦争経験者の言葉と記憶。
    日本は戦後78年を迎えたが、一方で「今」戦争の真っ只中にある国がある。「私達は自国の記憶や歴史だけでなくトランスナショナルに知る必要がある」

    感想、書けませんでした。「100分de名著 フランクルの『夜と霧』」の回も同時進行で観...続きを読む
  • シンクロちゃん
    啓発本としては、期待値を大きく上回りました。コーチングの知人(有名な作家の編集者の経験も有り)から紹介された書籍です。哲学的な解説はなく、シンプルで実践しやすい内容です。

    著者のプロフィールを調べた所、数千円で北海道を飛び出し、新聞配達生活を5年間もしていた経歴があり…10秒スイッチの重みを感じ...続きを読む
  • ラスト・ソング 人生の最期に聴く音楽

    ・家族が「もう心の準備はできてるよ。逝ってもいいよ」と伝えると、人は意外とすぐ逝くものだ。

    ・聴覚は最後まで残る感覚だ。だから、家族の方には患者さんがどんな状態でも話しかけてあげて欲しい。本人は必ずやあなたの言葉を待っている。

    ・人は死ぬ時この世で手に入れたものは持っていけない。死んだ後に残る...続きを読む
  • シンクロちゃん
    イラストが多く易しく書かれていて、サクサク読めました。なのに、とても大切なことが書かれています!!
    この本を読む前に様々な取り組み(ワーク)をしてきましたが、さとゆみ先生のレッスンはとてもシンプルで深く感じました。自分にOKを出していきたいです(^。^)
  • 戦争の歌がきこえる
    あなたは2011年の今日何をしていたか覚えているだろうか?おそらく思い出せないだろう。でも、2011年3月11日の記憶はあるはずだ。
    戦争経験者が80代90代になっても戦争の時のことを覚えているのはこれと同じだという。
    人はそれらを人生の最期に必ず振り返る。

    Taking it day by da...続きを読む
  • シンクロちゃん
    自己肯定感、自己受容については結構読んできたと思ってたけど、
    今の自分にOKを出し、その決断をした過去にOKを出してから、最終的に自分が生まれたことにOKを出していく、という段階的な受容の仕方はストンと腑に落ちた。
    一朝一夕で落とし込めるものではないと思うので、サクサク読めるし、ときどき振り返り読み...続きを読む
  • 戦争の歌がきこえる
    晩年痴呆が進み記憶が後退し、原爆投下直後の時代にタイムスリップし、「若い女の子がこんなところにおったらいけん!あれらがきて、何されるか分からんよ!」とひ孫である私を傘で叩きながら本気で叱って追い返そうとした曾祖母、決して当時の事を話さなかった祖母、笑える戦地の話だけしてくれた祖父。最期、どんな思いで...続きを読む
  • 戦争の歌がきこえる
    アメリカから見た戦争のこととか、知らなかったことを知りました。

    PTSD、その昔は無かった言葉
    もっと早くに、この言葉があれば
    もう少し苦しみが減っていた人達がいたのかもしれない
  • 戦争の歌がきこえる
    素晴らしい本だった。

    日本人である著者が、音楽療法士としてアメリカで活動する中で出会う人々から聞いた「戦争」についての話を様々な角度から教えてくれる。

    この第二次世界大戦は、国も立場もバラバラな人たちひとりひとりの心に、人ひとりでは到底抱えきれないほどの大きな影を落としたことが改めてわかる。

    ...続きを読む
  • 戦争の歌がきこえる
    音楽療法士としてアメリカのホスピスで働いていた著者の、戦争当事者、ホロコースト当事者であった患者との対話の記録であり、患者たちが最後に言い残しておきたい、言い残さざるを得ない記憶についての考察。

    彼らも私たちも人間なのだと、読み始めたら止まらなくなった。最近では頭でっかちに歴史が修正されていて当事...続きを読む
  • シンクロちゃん
    10秒スイッチ→10秒で2個ぐらいは褒められる。
    シンクロリ~ン



    ■Lesson 1 いまの自分の気持ちに気づく
    ・自分の気持ちが理解できていないと、○○したいに気づかない→シンクロできない

    ・自分を理解できないと人にも理解してもらえない

    ・気づいた自分の気持ちを打ち消さない事!(私には無...続きを読む
  • うまくいきそうでいかない理由
    実行しやすい内容で、よかったです。
    説明もとてもわかりやすいです。
    ただ、cdが添付されていますが、時代の流れでいうと、これはpdf添付(サイトアドレス)などにしていただけるとうれしいです。
    私は再生機器をもう持っていないので、再生できないです。
  • 世界に1つあなただけの「魔法の言葉」
    魔法のことについて知りたくて読書。

    同じフォレスト出版ということもあるかもしれないが、師匠の考え方に近い(もしかするとづながっているのかも)。

    プラス思考、ポジティブシンキング押しは多くの日本人には合わない。だから実現しない人も多い。

    現実を知り、認めて、外ではなく自分の中から答えを探す。魔法...続きを読む
  • ラスト・ソング 人生の最期に聴く音楽
    ホスピスで働く音楽療法士の著者による実話。

    様々な患者の最期にまつわるストーリをつづっている。

    音楽は時に、アルツハイマーや認知症などの人にも
    かつての自分を思い起こす力がある。

    忘れていた娘の名前を呼んだり、脳梗塞の人が一言ではあるが言葉を発したり。

    その患者が音楽療法に適するか否かの見極...続きを読む
  • ラスト・ソング 人生の最期に聴く音楽
    音楽療法士の佐藤由美子さんが、音楽療法を通じて出会った患者さんの10編のエピソードがつまっています。

    死を間近にした患者さん。
    もう手を動かす力や目を開ける力もなく、話すことだって難しい。でも、聴覚だけは最期まで残る。
    私だったら、人生の最期に何を聴きたいだろうか…と考えさせられました。
    音楽には...続きを読む
  • 戦争の歌がきこえる
    無関心になってはいけない。目を背けず、相手の声を聴き、寄り添い感じることの大切さ。戦争は勝ち負けに関係なく被害者しか生まない。年が過ぎ戦争経験者が少なくなっている今、国関係なく貴重な声に耳を傾けるべきではないかと思う。
  • 戦争の歌がきこえる
    『過去を変えることはできないのだと、受け入れること』
    自分を許すとは、そういうことなのかもしれない

    ホスピスで音楽療法を行う筆者の気づきに、感銘を受けた。

    そして
    以下の問いは、とても興味深いものだった。

    集合的記憶というのはどの社会にもあり、私たちのアイデンティティとも深く関係している。
    ...続きを読む
  • ラスト・ソング 人生の最期に聴く音楽
    某所読書会課題図書: 音楽療法士として活動するユミが担当した方々が、どのような形で死を迎えたかを記載した短編が10.音楽の力が死に直面した人の心を揺さぶることを実感できる.どのエピソードも素晴らしかったが、高校生のライアンと中学生のジョンを残して旅立つことになったハナにライアンの卒業式を企画する話が...続きを読む
  • シンクロちゃん
    「シンクロニシティ」が次々に起こる仕組みを分かりやすく解説。どんなに些細なことでも自分にOKを出す「10秒ルール」を習慣化することが大事なのだと説く。
    似たような趣旨の本は『7つの習慣』『思考は現実化する』、勝間和代の『インディペンデントな生き方ガイド』など多数出版されているが、これは漫画が入ってい...続きを読む
  • 戦争の歌がきこえる
    歴史認識、という言葉は他の言語に訳せない…これは他の言語で生活したことのある人にしか気づけないことだろう。私たち日本人も曖昧な言葉を曖昧にしか使えていない。
    著者は音楽療法を通じて戦争という歴史と、当事者として向き合う。あとがきに書かれたことや、本編を読めば、関わったものなりの丁寧な表現のためにたく...続きを読む