ARUKUのレビュー一覧

  • 明日屋商い繁盛 (2)
    絵は苦手ですが(突っ込みたくなるくらい不自然な比率とか)お話は泣かされるくらい良かったです。短くても後日談があったら良かったなと思うので星4で
  • 虹色村のチロリ
    この作者のお話、好き。なんか琴線に触れる。
    BL的にはアキラとくっつくまで見届けたかったけど、最後の話読んだらこのままでもいっかーな気持ちにさせられた。この作家さんにそういう意見は無粋。優しくて少し異色で歪な世界を楽しむべき物語。ページをめくる手が止まりませんでした。
  • キラキラセブン
    不思議な世界観。登場人物たちを変えて語られる7つの短編集。共通しているのは、みなどこか歪でグロテスクでそしてハートフル。これほど傾向の異なる話を、ひとつの本として捉えるのは難しいけど、あえて言うなら、どの話もキャラクターそれぞれの“キラキラ”が語られている。“キラキラ”とは美しさや清冽さ輝き、どれに...続きを読む
  • キラキラセブン
    タイトルからの予想では、楽しい話がたくさんなのかと思ってた。
    キラキラした話が七話って。


    結構重い話が多い。

    最後の二つがお気に入りかな。
  • キラキラセブン
    ARUKU先生の少し不思議話話集。めっちゃ良かったー。どの話もいいんだけど、猫の話が1番好き。何回読んでもいいわぁ。
  • 無恋愛紳士
    アルク節健在……っ!
    もう最初のコマの無性愛設定から切なさが止まらなかったです。
    コーヒーをくれる女の子でさえ切ない。
    ギャグも切れてるし絵柄少し変わったのももう何もかも盲目的に好きだ、、、
    泣ける名台詞が多すぎて書ききれません!
    演出が細かくて、これ描くの時間かかっただろうな……と。
    ていうかゲイ...続きを読む
  • 君の夢を見ている
    この手のファンタジックですれ違いからのラブラブな物語には、この方の絵柄が合っているのかもしれない。恐らくそうなんだろうと思う、が、敢えて言う、ARUKUの紡ぎ出す物語はARUKUの絵だからこそなのである。いたいけさ、献身、その為に流れる涙の描写は原作者の絵柄合ってこそだなぁ…と思わずにいられない。こ...続きを読む
  • 俺の人魚姫【電子限定かきおろし付】
    ARUKUは魂の純度を信じている作家さんだと思う。そしてこれまで描かれた作品のモチーフはほぼ全て「富める者」と「貧する者」の「身分違いの恋」であると言える。きっと作者自身が「何も持たない自分」と言うものとずっと葛藤して来た人だからだろうと思う。
    私は遥々アルク名義で描かれた『猿喰山疑獄事件』を読んで...続きを読む
  • 君の夢を見ている
    ARUKUセンセ原作。
    編集者の由比が、「俺と君は恋に落ちる運命なんだ」といきなり旅行ライターの雨森から告げられるところから始まる、予知夢を扱ったストーリーです。
    こういうストーリーが最近巷で流行ってるのかよく目にするけど、ARUKUセンセの話は独特の切なさと優しさを伴っていて別格ですね。
    コウキ。...続きを読む
  • 俺の人魚姫【電子限定かきおろし付】
    一途で切なすぎる恋の話でした。
    ARUKUセンセ原作とのことで購入してみました。雲居ゆきセンセの絵柄はやさしくて繊細で話のイメージにぴったりで、特に薄幸なねずみちゃんがとてもかわいかったです。
    ストーリーはあのARUKUワールド全開で、涙が止まらなかったけれど読後は心が洗われました。雲居センセは原作...続きを読む
  • 明日屋商い繁盛 (2)
    最後えっ?!って思うかも。あんまり先を予想して読んでなかったので。1巻を読んだときに、今までのアルクさんと毛色が違ってライトだなーと思ったけどそんなことはありません。最後にはしっかりアルク節というか、心臓をわしづかみにされるような感覚があります。
  • ほんとは好きだ
    泣いた………。切ないなー。切ない話ほんと上手すぎる。アルク先生のかわいそうな受が大好きだ。続きが読みたい。
  • 恋に落ちる花
    ARUKUさんの本質は「ロマンチスト」なのかもしれない。『ほんとは好きだ』からその傾向が顕著になっている気がする…と言う事に今頃気付いたARUKUさんの大ファンな私である(笑)。本作はARUKUさんのロマンチシズムが全開な作品であるが、やはりARUKUさんである、モノローグの詩的(と言うより小説的)...続きを読む
  • ほんとは好きだ
    ARUKUさんを読むの2冊目かな?
    今回のは甘い甘い~!
    メイン8割、もう1組2割くらいのバランス。
    個人的にはもっとえぐってもいいのよ、と思った
    けどこれくらいのほうが読みやすくていいのかな。
    なんで好きなのかの説得力がなかったけど、それからの
    流れはとても丁寧だしステキだった。
    ARUKUさん好...続きを読む
  • ハスネサイコロジー
    中学のころコンプレックスの対象でしかなかった藤原に迫られ、次第に恋を知っていく蓮根。
    「嫉妬とは 他人の価値に対する憎悪を伴う羨望である」(第1話)など、教訓的なテーマに沿って話は進んでいきます。
    基本明るい話だけれど、家族の反対、三角関係、そして突然の流血沙汰(!)と、人を愛することの重みや苦さも...続きを読む
  • 虹色村のチロリ
    この世界観が大好きです。ファンタジックで郷愁を誘う背景。今ではないここではない、いつかのどこか。
    すべてに惹かれてしまいます。

    変わった名前のチロリ。清く貧しく美しく生きる姿に胸キュン。
    へんな生き物たちもだんだんかわいく見えてくるから不思議。
    自然と共存して日々過ごすチロリたちの村にリゾート開発...続きを読む
  • 極東追憶博物館
    ARUKU名になる前の、初期短編集。どれも心に沁みるいい話で余韻が残ります。
    表題作、よかったです。つつましく不器用で、でもびっくりするくらいダイレクトな愛情表現。グレゴリーはきっと幸せにしてくれるに違いないと確信できるラストでした。

    センセの作品は、いつも孤独な人生を送っている人にスポットライト...続きを読む
  • ハスネサイコロジー
    アルクさんのシリアスでちょこちょこはさまれる、ちょっと独特なテンポのすっとぼけた雰囲気が全般なお話でした。
    これはこれで読みやすくていいと思います。
    ハスネくんがえらい乙女で、仕事の相方のべっしー(女子)が一番男前でした。あ、川合さんも(笑)
    そして、攻が王子様なのは変わらず。

    カウンセラーの旭さ...続きを読む
  • 虹色村のチロリ
    不思議なお話でした。ARUKUさんの書かれるこの独特の世界観に引き込まれる!どこかの田舎で起こる出来事なのかと思ったら、SFっぽいし地球外生命体や妖怪みたいな生き物が出てきたり、とにかく不思議!ARUKUさんの作品読み終わったあとはなんかせつない気持ちにもなる。
  • 明日屋商い繁盛 (1)
    久しぶりにBL。家族を事故で亡くし一人生き残った主人公秋緒。
    親戚の伝手で古道具屋の商売を受け継ぐことになるけれども
    そこは不思議な、この世のものではない客ばかりがやってくる―。

    古道具と亡き人々にまつわる不思議でちょっとホラーなお話?という雰囲気でスタートしますが・・・
    さすがのストーリーテラー...続きを読む