上原裕美子のレビュー一覧

  • 集合知の力、衆愚の罠 ― 人と組織にとって最もすばらしいことは何か
    アメリカの面白さは、ひとえに政治経済のメインストリームに対してのカウンター・カルチャーであるような気がする。それは親子や男女、人種の問題などにも置き換えられるだろう。
    カール・ロジャーズの思想などもそういう土壌に育ったものではないだろうか。本書をよみながら彼のエンカウンター・グループに思いを致すのは...続きを読む
  • 集合知の力、衆愚の罠 ― 人と組織にとって最もすばらしいことは何か
    オットー・シャーマーやピーター・センゲの流れを汲んだ本。ニューエイジ、ニューサイエンス、スピリチャルな言説が盛り込まれている。言いたい事の論旨はそれほど間違っているとは思わないが、あまり賛同を得られる言語の組み立てだとも思われない。