行成薫のレビュー一覧
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再読。21歳の時のある事故から10年越しの悲しい復讐の話。現在、過去様々な年代での回想から構成されている。プロポーズ大作戦とはなんなのかヨッチはどうなったのかなぜ爆弾、殺し屋。
何度読んでも面白い。伏線回収や軽快なトークがすごく好き。Posted by ブクログ -
初めは「マチルダ」という題名だったらしい。映画「レオン」に登場する女の子。久しぶりに「レオン」を観たくなった。ただ小説の題名は今の方がしっくりくる。
時制が行ったり来たりしてややこしいが、しっかりコントロールされているところは流石である。Posted by ブクログ -
小学校でのいじめ事件を経て成長した二人はプロレスのリングで再会する。天性のスターか不遇のヒーローか。多くの人の想いを乗せたゴングが鳴る。困難に立ち向かう全ての人に贈る青春小説。
自分の技をかける相手を信じ、相手の技を全て受ける。強い男の象徴がプロレスラーだ。勝ち負けよりも大切なことが、四角いリングに...続きを読むPosted by ブクログ -
1940年、太平洋戦争前夜の神戸。
福原聡子は、貿易商の夫・優作が海外へ渡ると、
無事の帰りを祈りつつただ待つだけ。
そして、優作が動き出すと、聡子と同じように読者の私も落ち着かなくなる。
彼を信じてもいいのだろうか。
終盤に向けて謎が次々と解けていく。Posted by ブクログ -
キルタスクだウィルだ、天使だ悪魔だ、みたいのが鼻につく。今までも行成作品てこういう感じで、それが好きだったはずなのに今回はなぜかはまらなかった。嘘や隠し事がもやっとしたせいかも。Posted by ブクログ