岡本真一郎のレビュー一覧

  • 悪意の心理学 悪口、嘘、ヘイト・スピーチ
    悪口、うそ、セクハラ、皮肉、批判、公人の失言、ヘイトスピーチなど、さまざまな悪意をもった言動の裏にどのような心理現象があり、また私たちはそれをどのように勘づくのかを心理学的にアプローチ。

    特別何か大きな気づきが得られたというわけではないが、悪意というなにか踏み込みずらい現象について、心理学的アプロ...続きを読む
  • 悪意の心理学 悪口、嘘、ヘイト・スピーチ
    ●読んだ理由
    この本の内容とは少しずれるかもしれないが、職場内での人の悪口(面と向かってでない)、会社のコンプラ研修のトピックスとなってた部落、最近の日本・韓国関係のお互いの罵り合いから、コミュニケーションにおける悪意に興味をもったことから。
    ●感想
    8つある章のうち7章は、コミュニケーションの説明...続きを読む
  • 悪意の心理学 悪口、嘘、ヘイト・スピーチ
    悪意の心理学―悪口、嘘、ヘイト・スピーチ。岡本真一郎先生の著書。悪口、嘘、ヘイト・スピーチ、誹謗中傷、いじめ、嫌がらせといった行為は、人間が持つ悪意、先入観、嫉妬心や劣等感に結びついている。自分は虚言癖や醜悪発言癖がないだろうかと改めて自問自答するきっかけになりました。
  • 言語の社会心理学 伝えたいことは伝わるのか
    一見難しそうなタイトルだが
    読んでみると、
    日常会話を例に取り上げたものが多く
    読みやすかった。

    社会心理学・言語学・コミュニケーション学あたりかなあ…
  • 悪意の心理学 悪口、嘘、ヘイト・スピーチ
    ニュースで紹介された政治家や実業家の発言を例にとって、日常的コミュニケーションの言葉から滲み出るダークサイド的ニュアンスを解説している。
    意図的な悪意はもちろんのこと、「そんなつもりはなかった」というような非意図的な悪意あるいは誤解の生じる過程まで触れているので、大変参考になった。
    だが、「じゃあど...続きを読む
  • 悪意の心理学 悪口、嘘、ヘイト・スピーチ
    「差別」を扱った本。

    ヘイトスピーチ、セクハラ、皮肉などの差別がなぜ起きるのか、またどう対処してくべきなのか説明している。人種や血統に関する社会問題として差別やクレーム、皮肉など日常内のコミュニケーションにおける侮辱や悪口など類型化すると際限がないとことが分かった。クレームの対応や正しい批判は興味...続きを読む
  • 言語の社会心理学 伝えたいことは伝わるのか
    特筆すべきことは特にないのですが、学術的にまだ未成熟というか、「言語の社会心理学」と呼べるのか?と思えるような内容でした。どちらかというと「言語学」や「コミュニケーション学」という方が近いような気がしました。
    意志伝達の手段としての言葉、送り手と受け手の齟齬について色々述べていて、それはそれで興味深...続きを読む
  • 悪意の心理学 悪口、嘘、ヘイト・スピーチ
    失言、嘘、炎上、ヘイトスピーチ等々の様々な悪意に基づくことばを、心理学的に解説している本。我々が普段目にしたり経験する場面を、学問的に解き明かすとどうなるのか、その上で何に気をつければいいかが書いてあり、興味深かった。ところどころ著者の主観が入っているのは留意が必要。
    あと欲を言えば、ひたすら相手を...続きを読む
  • 悪意の心理学 悪口、嘘、ヘイト・スピーチ
    心理学半分、ことばの説明半分の本である。ヘイトスピーチについてもっと心理的な説明があればもっとよかった。
  • 言語の社会心理学 伝えたいことは伝わるのか
    言語、特に日本語を用いたコミュニケーションについて分析し、わかりやすくまとめた1冊。普段何気なく使っている言葉も、こうやって捉えると実に奥が深いのだと気づかせてくれます。
  • 言語の社会心理学 伝えたいことは伝わるのか
    あああ面白い。ことばの本って好き。条件によっては目上の人に「御苦労さま」も使えるとか、セルフ・ハンディキャッピングとか、人が栄光浴をしたくなるのは自己評価が低いときとか、すらすら読めて興味深い話題いっぱい。鈴木孝夫の本を読んでいるみたいな感じだ。
  • 悪意の心理学 悪口、嘘、ヘイト・スピーチ
    心理学というよりは、言語表現と意味の考察の方が比重高いかな。

    ま、セクハラで、人間の心ってのは案外自覚が難しくて、自分の行動で判断するところがあって、一旦拗れると、当時は「恋愛」だったのが、「やむなく」だったと自然に信じるとかはなるほどなあと思う。
    世の中、巻き込まれたくなかったら関わらないことで...続きを読む
  • 悪意の心理学 悪口、嘘、ヘイト・スピーチ
    悪意と取られるコミュニケーションがなぜ起こるのか、発言者と受取手の認知の仕方を中心に分析している。

    自分は、タイトルから、悪意の原因の心理学的分析を期待しすぎてしまった。笑

    以下内容メモ。

    トピック:うっかり発言(失言)、偏見、悪口や皮肉・からかい、セクハラ・クレーマー、嘘、ヘイトスピーチ、そ...続きを読む
  • 悪意の心理学 悪口、嘘、ヘイト・スピーチ
    ネットのコメントと職場のヘイトが気になって読んだ本。デマは重要性と曖昧さを乗じて流布の程度が導かれるなど興味深い。人間のコミュニケーションとは本当に複雑であるとこれを読んで思った。この本の内容を知ったからと言って何をどうすることはできにくいとは感じる。ただただ言葉にする前の心を整えることが大事だとで...続きを読む
  • 悪意の心理学 悪口、嘘、ヘイト・スピーチ
    悪意の心理学という題名ですが、言語学の分野が中心でヘイトスピーチ等に対する分析はオマケみたいな感じですね。
    論の中心となる言語心理学、コミュニケーションに対する分析については、それはそれで興味深かったですが、タイトルとはズレてますね。
  • 言語の社会心理学 伝えたいことは伝わるのか
    なにげなく言ってしまう
    感謝の気持ちとしての 「すみません」 などの、
    会話のなかにある
    心理学的な要素を
    わかりやすく解説しています。

    普通に毎日使っている会話を
    みなおしてしまいました。
  • 言語の社会心理学 伝えたいことは伝わるのか
    面と向かって、あるいは電話やメールでもコミュニケーションで中心的役割を果たすのがことばである。
    情報だけではなく、自分の気持ち、相手への思いを伝えあうツールだ。
    ことばによって伝わるのは、文字通りの内容だけではない。文字通りとは矛盾するようなもの、言い回し、非言語的コミュニケーションも含まれる。
    ...続きを読む
  • 言語の社会心理学 伝えたいことは伝わるのか
    会話でどのように社会心理学が適応できるかという問題である。卒論のテーマとしては、文学でも使える可能性が有る。
  • 言語の社会心理学 伝えたいことは伝わるのか
    ことばと社会や対人関係に関して、社会心理学の立場から解説する本ということのようです。実験や調査のような実証的手法から得られた知見をまとめています。日常のコミュニケーションを取り上げて、敬語や皮肉など、さまざまなコミュニケーションについて、解説しています。研究結果に関しては非常に実情に合っていて、そう...続きを読む