紀藤正樹のレビュー一覧
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三段論法がわかりやすく論じられている。
意見とは、客観的な情報だけでなく、自分の価値観を理屈立てて人にわかるように説明すること、ということを把握できるだけでも価値がある一冊だと思う。Posted by ブクログ -
「議論」について素人な私でも、すごくわかりやすく書いてあって、一気に読めました。
趣味サークルでも議論の場があるけれど、結局、声の大きい人や、古株の人の言う意見が通ってしまって、スッキリしないことが多かった。
また仕事では、自分の意見に自信を持てず、後で、発言が良かったのか、やめておくべきだった...続きを読むPosted by ブクログ -
日本って宗教の話がタブーに近い、変わった国である事を知らない方は多い。
本書は比較的旧統一教会に偏った内容なれど、ここで挙げられているカルトの条件なんて、日本でメジャーな新興宗教のかなりは含まれる内容。
うーん、日本って恐ろしい国。
平易な本なので読みやすくてお勧めしたい。Posted by ブクログ -
宗教などよくわからない人でも読みやすく、とても簡潔にまとめられていてよかったです。この本の要点だけでも抑えておけば、危ない勧誘に合っても途中で気付き回避することができるかも。
日本は宗教に関してよくも悪くも適当だし勧誘とか洗脳?とかに対しても決まりがゆるいので、悪いことをする人たちにとっては絶好の場...続きを読むPosted by ブクログ -
「坂本弁護士のおかげで(命が)助かってる面がある」と一文が心を打つ。言いたいことはゴマンとあれど、平易に分かりやすく誰にでも分かるように簡潔にまとめられた良書。Posted by ブクログ
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クエンティン・タランティーノの映画
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
で描かれていた、
ハリウッド女優シャロン・テートがカルト集団チャールズ・マンソン・ファミリーに殺害された事件について書かれている部分があり、
観直してみようと思いました。
カルト問題について多少なりとも理解が進んだ...続きを読むPosted by ブクログ -
日本の3大カルト集団 オウム真理教、統一教会、SPGF(旧ライフスペース)に対峙する救済組織の代表の一人である弁護士が書いた、マインドコントールとは何か、そこからどうやったら抜け出すことができるのかを記した書です。XJAPANのToshlさんの救済にあたった方です。
おすすめにも、ありましたが、チ...続きを読むPosted by ブクログ -
政治家の皆さんにこの本を1人1冊ずつ買ってもらって、勉強会を開いて欲しい。
特に「何が問題なのか分からない」などという政治家には、カルト宗教の「広告塔」として芸能人や政治家が利用されることでカルト宗教への入口が広くなっていることを学んで欲しい。
統一教会からの被害者を「自己責任」と嘲笑う人もいるが...続きを読むPosted by ブクログ -
■こんな人は要注意
・大学に進学した
・新入社員である
・最近環境が変わった
・新しいことにチャレンジしたい
・何か社会に役に立つことがしたい
・素直な性格だといわれる
・完璧主義だといわれる
・孤独を感じる時がある
・健康に不安がある
・マインドコントロールに絶対かからないと思っている
■マインド...続きを読むPosted by ブクログ -
マインドコントロールとは実は心理学に設定がない。線引きが困難。宗教団体のうちカルト教団とはなにか、マインドコントロールとはなにか、実際何が起こるのか、を書いた本。引っかからないように誰にでも理解出来る形でTIPSまで紹介。自分の子供に伝えたいことリストを作りたいと感じた。Posted by ブクログ
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チャルディーニ博士の『影響力の武器』にある返報性、コミットと一貫性、社会的証明、好意、権威、希少性がとっかかりに使われているがマインドコントロールは対人カウンセリング要素があり相手によってやり方が異なる、つまり心を操るのに長けた人は相手を見抜く能力があるということ。自分なら直ぐにでもマインドコントロ...続きを読むPosted by ブクログ
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人の心を操るマインドコントロールとは何か?本当に人に通用するのか?と言う興味を持ってこの本を読んだが、かなり昔から宗教法人が悪用している事実をこの本で知って本当にびっくりしている。宗教に全く興味のない人間ではあるが、この様な悲惨な現状がある事は、お金の教育同様に必修科目として追加した方が良いと思う。Posted by ブクログ
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オウム真理教や統一教会などの信者がなぜマインドコントロールされてしまったのか?を心理的観点から書かれた本。ルポのようでもあり、我々もふとした生活の中で出会う人からマインドコントロールされてしまう危険性を説いた本。Posted by ブクログ
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興味本位で購入したが、法律の話など難しい内容も書かれており、読み応えがある。マインドコントロールの手口は巧妙にできていて、非常に恐怖を感じた。Posted by ブクログ
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とても経験が豊富でマインド・コントロールの手口並びに脱却の方法を平易な文章で書いてあり、参考になりました。
身内でマインド・コントロールの術中にハマっている人がいる訳ではないですが、仮に誰かがそのような状態になってしまった場合、どういう対処を行ったら良いのか等が参考になるかと思われます。
手口がとて...続きを読むPosted by ブクログ -
・「意見」は、事実を「価値観」で評価し、「理屈」を伴わせて言葉にしたもの。
・意見を言うときは、「好き嫌い」の前に「良い悪い」を意識することが大事。
・「自分はどの立場を取りたいのか」という価値観がなくては「意見」にならないのです。いいかえれば、絶対的な政界が存在しない以上、「意見」とは「どんな大前...続きを読むPosted by ブクログ -
説得力ある議論のための、シンプルな方法を紹介しています。
三段論法のことをわかったつもりだったのですが、この本を読んで、大前提、小前提、結論の関係性がよくわかりました。
三段論法は破綻を招かないようにという、話し手としての論理の構築にも役立ちますし、相手の意見の違和感の正体をつかむためにも有効な方...続きを読むPosted by ブクログ