蜂谷涼のレビュー一覧
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明治初期の北海道を舞台に描くことが多かった蜂谷涼さんの新作は京都の祇園を舞台にした連作短編集。京都上七軒の屋形に務める芸妓の梅嘉・梅乃、そして舞妓の小梅。仕事故お座敷には壬生浪も来れば薩長の者も来るし、坂本龍馬も梅嘉の客であった。小梅の友人千代。梅嘉の友人ちとせ。この五人が五人、皆想い人を巡って別の...続きを読むPosted by ブクログ
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会津の什の掟、卑怯な振る舞いはしない、弱い者をいじめない、・・・、ならぬことはならぬものです。徳川家にひたすら尽くしてきた会津に生まれた山本八重の生涯。落城、漂白を経て、新島襄との出会い。新しい時代の生き方、新しい夫婦の在り方を築かれました。 蜂谷涼「月影の道」、小説・新島八重、2012.10発行...続きを読むPosted by ブクログ
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大河を見た人は違和感かも。
どーーー見ても八重さんは綾瀬はるかじゃないです。
その風貌に加えて男勝りの体格とパワー、闘う女の称号を欲しいままにする姿は、どちらかというと南海キャンディーズ・しずちゃん(笑)
むしろ最大のライバルであり盟友である竹子さん(細身の楚々とした色白美人)が綾瀬はるかなら納得い...続きを読むPosted by ブクログ -
北野天満宮を東に行くと物語の舞台の上七軒はすぐだ。
時代は幕末、佐幕だ勤王だと日々緊迫していくなか、行方しれずになったり、命を落としたり、翻弄される男達にまた翻弄される上七軒の芸妓たち。
潔いというか、あっぱれと言うべきか、実在の人物も登場させて、よりリアリティに進んでいく物語に、いつしか引き込まれ...続きを読むPosted by ブクログ