しんめいPのレビュー一覧

  • 自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学
    東洋哲学を、超絶分かりやすく、かつおもしろおかしく、基本的に歴史順で解説してくれている。登場するのは、ブッダ、龍樹、老子・荘子、達磨、親鸞(一緒にちょっと法然)と、ここだけ順番違って空海。
    飲茶さんに近いノリを感じるが、こちらの方が更に噛み砕いてくれていて、分かりやすすぎて逆にどこをチェックしていい...続きを読む
  • 自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学
    最高に面白かった。一気に読んでしまった。

    自分もなくて、世界の真理もなくて、全部無なのだ。変わらない自分なんてなくて絶えず自分は変わっていく。境界線は自分で定めてるだけ。

    全てがフィクションなのだ。自分は空っぽだし、全部フィクションだから、なんでもなれる。
    そう思うとなんでもできる気がしてくる。...続きを読む
  • 自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学
    私自身が東洋医学と仏教の一部の教えに助けられて来たので、するすると心に入って来ました。若い世代が抵抗感なく読めるようにか、ひらがなを多用して柔らかにしていましたが、今後は大人向けの著作も期待したいです。きっと書けるんじゃないかと思います。
  • 自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学
    「本当の自分ってなんだろう」

    おもしろくて読みながら笑ってしまった。難しい東洋哲学の内容を最大限凝縮して書いてくれてる。
    難しい内容を簡単に説明するのってすごく難しいことなのに。作者が書くに当たって沢山勉強した証。人生に辛くなったら読み返してまた笑いたい。
  • 自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学
    東洋哲学が分かりやすく凝縮されてる。
    全は一、一は全。鋼の錬金術師で見たものとも繋がった。
    心が楽になる。言葉を捨てると開かれるのもなるほどなあと思った。依存し合うから言葉になる。