杉江松恋のレビュー一覧
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講談を自分の何かに取り込めないか、そう思い読む。芸に対して取り組む姿勢、練習を積み重ね、どうしたら、この芸自体が良くなるか、ということをずっと考えていくのが良いかと考える。Posted by ブクログ
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この本を読むとPTAに関する認識が変わるのでは!?
とても面白かった!
私は先に著書の海外文学などの書評を知っていたので、これほど博覧強記な教養人のご子息が我が子と同じ小学校にいると知ったら、そりゃ〜ぜひPTA会長に…と推したくなる気持ちは非常にわかるが。しかし実際かなり大変だ!
これほどの仕事を無...続きを読むPosted by ブクログ -
神田伯山はすごい先の事を計算して考えているなって思った。
ここまで考える人が成功する人なんだなと思った。
この伯山の考え、今の自分の仕事(接客業)に繋がるなと思ったので、色々と参考になった。
ビジネス書かと思ったwPosted by ブクログ -
昭和の頃には「漫談」というジャンルがあり、関西では西条凡児・浜村淳・上岡龍太郎がその代表格。それぞれの話芸を生んだ背景には、西条凡児=落語、浜村淳=漫談、上岡龍太郎=講談 の芸脈が流れていた。
上岡龍太郎の、あの立て板に水の流暢かつ抑揚の効いた口調と理路整然とした語りの裏には、講談の影響があったわ...続きを読むPosted by ブクログ -
改めて、談志の影響が強いんだなぁ、と思った。
まぁ、講釈師としては、己に酔うより斜め後方から己を眺める方が相応しいんだろうけど。
いまは余裕がないだろうけど、ゆくゆくは義士伝を通しでやって録音を残して欲しいね。
とりあえず、「三村の薪割り」だけでもやって欲しい。
あと、「鮫講釈」も是非、と思ったらY...続きを読むPosted by ブクログ -
今夢中でしかたない人のひとり。神田伯山。
知れば知るほど魅了されていく。
36歳。
理想を追い求め、今この瞬間もイライラしているのかもしれない。満足することなく、常に高みを目指して。
この人の本や映像に触れると、ふわふわと流されながら楽して生きている自分に喝を入れたくなる。
こんな程度で何疲れたとか...続きを読むPosted by ブクログ -
松之丞さんの山田真龍軒をyoutubeで初めて見たとき
約7分の動画に強烈に引き込まれた。
まだ、寄席や独演会に行ったことは無いが
お客側の立場に立った松之丞さんの講談を体験したいと思う。Posted by ブクログ -
神田松之丞という人をラジオやテレビだけでしか知らない人間からしたら、この一冊を読むことでこんなにも真面目で真摯に取り組んでいる人なのかと印象が変わる。また、そういう姿勢による意図、思惑通りの一冊となっている。Posted by ブクログ
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松之丞の人となりが赤裸に表現されてる。
御多分に漏れずラジオから触れた僕だけど、あんなに傍若無人な発言繰り返してるのに根底にはどかっと芯が通ってると信じてたよ。そんなところが微塵も見えないという体で、ちらちら垣間見えるところか魅力的。
いつか講談聴きたいなぁ。Posted by ブクログ -
PTAという仕事の概要が門外漢にもわかりやすく説明されていて
なぜPTA会長という仕事が激務となるのかがよくわかった。
よく話に上がる不合理なシステムもそれぞれの立場での論理がある程度わかり、実際に自分が当事者になった場合にも参考になりそうである。
PTAという話を抜きにしても、問題解決のやり方や...続きを読むPosted by ブクログ -
私自身PTA役員経験者。うっかり引き受けちゃう気持ちもわかるし 不思議な法則に「?」ってなったりしてた(笑)
共感出来るエピソードも多くて面白かった!!Posted by ブクログ -
私も二人の子どもの父親ですが、今のところPTAに参加する機会はありません。(その分、妻がやっています。)この本は、PTA会長を3年も務められた男性の体験談です。本業がライターというだけあってとても読みやすく、あっという間に読み切ることができました。内容もしっかりしていて、PTA活動の矛盾や、やり甲...続きを読むPosted by ブクログ
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タイトルごとに展開される白酒師匠の解釈が面白い。古典落語を身近に感じられる一冊です。同じ噺であっても、代々の師匠たちの演出方法によって、時代に合うよう進化していることがよーくわかりました。
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これはやたらと面白かった。おすすめ。なんとなく波風立てず回してる日本的組織の典型でも人のめぐりに恵まれるとここまでできるんだなあ、という組織変革本にも読めるし、ゆるゆると物珍しい世界を眺めることもできる。Posted by ブクログ
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ドラマにどハマりしまして、BDBOXまでポチってしまってる状況であります。
そんなわけなので、オリジナルノベルがあると知って手を出さずにはいられなくなったのです。
漫画は未読なのですが、そろそろ終わりに近づいているという噂を目にしたので、完結したらちょっとヤバいです。
(絵が苦手だと思っていたのです...続きを読むPosted by ブクログ -
この小説はちょっと独特でして、もう一冊「タツヤ篇」というのがあります。
2冊とも同じ事件の話なのですが、この小説の主人公であるイクオと、もう一冊の主人公であるタツヤのそれぞれの視点で話が進むという仕組みです。
こういう形の小説は初めてだったので、どう読もうかと悩んだのですが、どちらからでも先に一冊読...続きを読むPosted by ブクログ