脇屋友詞のレビュー一覧

  • 厨房の哲学者
    流れるように読める中で、誰しもに勇気を与える作品。

    ・決断して人生が始まる
    ・占い師の親から言われた"食神がついている"という言葉に気づけば支えられている
    ・馬場さんの懐の深さ
    ・指揮者と作曲家の違い

    残るエピソードは多かったが、始めたての鍋洗いの描写が一番丁寧だったことが印象的。
    結局、過去の...続きを読む
  • 厨房の哲学者
    人はただひたすらひとつのことにコツコツと努力するとやがてその道の鉄人になるんだよね。しかし今回は料理のエキスパートにそれも日本人の中国料理人に。確か30年くらい前に一度食べに行った覚えがある。
  • 厨房の哲学者
    誰にでも、どんな仕事にも大変な時はある。
    続けることで道は開ける。
    そして大切な出会いがある。
    この本を2024年の1月1日に読んだことは大きい。
  • 厨房の哲学者
    父親の職業は易学者 学校から帰ったら遊ぶのが家の決まり 勉強はしなかった
    実家は北海道大学の近く キャンパスが通学路で遊び場、おやつを盗む悪戯の場所

    赤坂 山王飯店
     中二の夏休み家族で東京旅行 父親が丁専務に頼み料理人になることに決められ
     一家で大田区大森へ引っ越し  大森第八中 ラッツ&スタ...続きを読む
  • 厨房の哲学者
    フレンチの三國さんの本も読んだが、たまたまだろうが、出身は北海道、学歴なし、最初は皿洗いや鍋洗いを、長くやってきたという共通点があります。鍋洗いをして、自分を生かす道を見つけ、半世紀を思い出して、見事に書かれています。

    「三年、とにかく三年我慢しなさい、三年必死に頑張ってそれでも駄目だったら、なん...続きを読む
  • 厨房の哲学者
    中国料理シェフの脇屋さんの著書。15歳からお父様の助言でシェフの道に入り、中国料理の概念を変え、アップデートしてきた人生が描かれている。料理好きも、料理家も、ビジネスマンにもお勧めしたい良書でした!
  • 厨房の哲学者
    料理人の人生を一気見できました。道を選択する、他の道を捨てるという覚悟こそが、信念や努力を生み出すということがわかりました。越えられない壁をどうにか越えようとする工夫や努力の、行動が結果を生み出したと勉強になりました。