奥憲介のレビュー一覧

  • 「新しい時代」の文学論 夏目漱石、大江健三郎、そして3.11後へ
    文学論というのも種々雑多なように思うが、自分の読書経験値からすると、夏目漱石の「こころ」の読解や、大江健三郎の作品ガイドやその人となりに触れる読み物として、堅苦しすぎず満足感に浸った。

    著者略歴を後から眺めて「開高健」の文字を発見し、該当評論の掲載されているすばるのバックナンバーをいずれ手にしたい...続きを読む