五条紀夫のレビュー一覧
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こんなぶっ飛んだ設定が出てくるなんて!これだからミステリ(サスペンス?)漁りはやめられねぇ…!全員死んでいるからこそ、どう転がるかわからない話の展開にわくわくしながら一気読みでした。死んでるし天国なんだからファンタジーですよ。なのにこのリアルさはなんなんだ?湊かなえさんも仰っているように破綻したとこ...続きを読むPosted by ブクログ
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24/5/8〜5/14
斬新な設定が面白い
気合いで生き返るとか
年齢操作については、オジョウが古風なので早くから気づいていたが性別も操作できたんだね
見えているものが真実とは限らない、という感じが『名探偵に甘美なる死を』ぼい
殺人の動機がちょっと弱いかな
最後で急に失速してしまった
メイドさんは...続きを読むPosted by ブクログ -
自分の死んだ理由を探すストーリーって割とみるけれども、この本はちょっと新しい要素があって面白かった!サクサク読めました!Posted by ブクログ
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ミステリー読みたいけど、殺される描写は少ない方がいい人にオススメ!
なぜなら、既に全員死んでいるから。
死んでしまった理由が何なのか、自分は何者だったのか、犯人は誰なのか、分かるようで分からないドキドキ感が楽しかった。
映画など、映像でも見てみたい小説でした。
Posted by ブクログ -
死んだ人々が天国屋敷に集まり殺人犯を探すというまったく新しいタイプの推理小説。ところどころゆるっとした雰囲気もあり楽しく読めました。Posted by ブクログ
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面白かった。嘘と事実と現象が入り組んだ中で犯人を探す行為そのものが難しいのに、綺麗に事実だけが浮き彫りになっていく(しかも結構わかりやすい)ので、読んでいて飽きない良い作品だったPosted by ブクログ
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どこかで話題になっていたので購入した作品
表紙は好み、著者はお初
詳しい前情報は持ち合わせてなかったけど「特殊設定」×「全員すでに死んでいる」ミステリ?
となると白井智之の某作品(そで始まるタイトル)が頭に浮かぶけど…
〜ざっくりあらすじ〜
斬首されたと思ったら天国にいたわ
どうやら同じ境遇の...続きを読むPosted by ブクログ -
かなり特殊設定のミステリだった!!
本当に特殊!!笑
でも、主人公が推理して真相を解明していくところや各人の正体を考察していく流れは本格的でとてもおもしろかった。
最後はほろっときました。Posted by ブクログ -
全員が最初から死んでいるところから始まるミステリーで、成仏するために自分達の死の真相を探っていく。会話文も多く、コミカルなやりとりがあるのでかなり読みやすい。中盤では6人が本当に和やかに楽しく過ごす時間もあって、絆のようなものも生まれて、初めて読むタイプの物語でした。Posted by ブクログ
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裏表紙に書かれた「全員もう死んでる」ミステリ、という言葉に惹かれて手に取りました。
登場人物に生者はなく、記憶を失った状態である六人の死者が、自分を殺した犯人を推理する、クローズドサークルものです。
文章は軽快で、登場人物もコミカルに描かれている為か、悲壮感や重厚感はありませんが、特殊設定がもた...続きを読むPosted by ブクログ -
「全員もう死んでる」ミステリー。
発想が素晴らしく、唯一無二のミステリーでした。こんな設定の話は今まで読んだことがなかったです。
主人公たちもこの世界の仕組みを完全に理解はしてなくて、読者と一緒に少しずつ知っていく物語の進行も、飽きさせない展開で楽しめました。
映像化しても面白い作品になりそうだと思...続きを読むPosted by ブクログ -
予めルールが明らかにされているのはなく、そのルールを探ることが事件の謎を解くことにも繋がっていくタイプの特殊設定ミステリ。登場人物が皆殺しにされる(されてる)系のクローズドサークルなのに、読後感が爽やかという、考えてみれば実に変な話。ロジックは鮮やかとまでは行きませんが、そういうことを気にする話でも...続きを読むPosted by ブクログ
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すでに殺された登場人物が天国と現実の狭間にある天国屋敷で現実の自分たちを殺した犯人を突きとめるというストーリー。
いわゆる特殊設定ミステリーなのだが、何でもあり感が強いのが特徴です。念じた物は直ぐに出てくるし、死んだ状況を思い出すだけでその時と同じ状況を作り出すことも出来る。ミステリーとしてはフーダ...続きを読むPosted by ブクログ -
表紙のイラストと、帯にある
「全員もう死んでる特殊設定ミステリー爆誕!」
の文字に惹かれて購入した一冊。
私はこの作品、凄く面白かったです‼︎
本格的なミステリーが好きな人には
物足りないかも知れませんが、
残酷なシーンが苦手、
嫌な気持ちになってしまう作品が苦手、
でもミステリーも読みたい‼︎…...続きを読むPosted by ブクログ -
とある洋館で殺された6人の男女が天国で同じ洋館で遭遇する。生前の記憶は薄れて姿や名前すら分からない。そんな中で殺した犯人を見つけていく。記憶とともに真相が明らかになっていくと何とも言えない切なさや悲しみが生まれてくる。犯人を特定し、無事に成仏できるのか。Posted by ブクログ
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ある屋敷で殺されたはずの6人が、成仏する前に、殺された屋敷と同じ間取りの天国屋敷で、犯人捜しをする話。
登場人物全員死んでいる。クローズドサークルもこんなアプローチがあるのか。
だからこその独特の真相の明かし方ややセリフも面白い。「往生際が悪いぞ」「もう往生しているけど。」みたいな。Posted by ブクログ -
全員がもう死んでいる中で誰が犯人かを探す物語。
登場人物もみんなわかりやすいあだ名がついており
理解しやすく初心者におすすめのミステリー小説だった。
表紙にも意味があり物語が進んでいくうちに理解ができて楽しめた。
令和のミステリー。Posted by ブクログ -
☆3.5。
タイトルと表紙をきちんと回収されてるのは、とても良き。新潮文庫を読むのが久しぶりすぎて、文字の間隔やフォントが始めの内は慣れなかった。
主人公のヒゲオは何度も何度も推理を間違えながら真相に辿り着く姿は、名探偵ではなく一般人が頑張る姿で、こんなフィクションな世界観だが、そこはリアルだった...続きを読むPosted by ブクログ -
世界観は楽しくて好きでした。
死んでから自分達を殺した人を探す話。
だけどミステリーとしてはうーーーん
という感じ。Posted by ブクログ -
こういう設定大好きです。内容は読みやすくて、6人の中にいる(はず)の殺人犯を探していくのに良い意味でハラハラしなかった(←すごく褒めてます)
犯人の動機は「え?!そんな!」でしたが切なくもあり、面白かったです。
ただ、ヒゲオよ…うるさいぞ。Posted by ブクログ