様々な時代で様々な形でブレイクした女性芸人に焦点を当てているインタビュー本。
山田邦子やオセロの中島知子、青木さやかなど女芸人が少ない時代を生き抜いた方から日本エレキテル連合、納言の幸など最近テレビに出ている方まで幅広くインタビューしている。当時のテレビや心境、テレビとの関わり方とともに女性としてど
...続きを読むの部分は苦労したのかしていないのかなどを深掘りしている。
個人的にあちこちオードリーに最近出ていた清水ミチコさんの話がとてもタイムリーで当時売れていたダウンタウンとウッチャンナンチャンとともにレギュラーを務めていた方のすごさを知った上で読めたので良かった。またAマッソの加納さんとの対談も興味深かった。女性芸人が孤独にならないように繋がりを意識しているところに驚いた。フェミニズムをがっつり話す訳でないですし、それぞれ違うレベルで認識しているようだったのが面白かった。
第二弾としてはフェミニズムについてちゃんと分かっている女性芸人との対談が読みたくなった。
ラランドのサーヤ、元ブルゾンちえみの藤原しおり、ハリセンボン、平野ノラ、たんぽぽ、オアシズあたりの話は聞きたいなと思った。
わざとだと思うが、合間の考察が少し引用が多めでさっき読んだ文章だな…と思うのが多かった。
星は3.5くらい。