チョン・ドオンのレビュー一覧
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付け焼き刃の自己啓発本に飽きた方にお勧めです。自分の手に負えない無意識の世界へのアプローチ方法が、ほんの入り口ですがわかりやすく書かれています。自分の根本的な生きづらさの原因がこの本だけで解明される事は難しいと思いますが、精神分析家である著者の語り口は静かで穏やかで、読んでいるだけでもざわついている...続きを読むPosted by ブクログ
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複雑な領域に感じる精神分析を一般向けに易しく書いてあるのが素晴らしいと感じます。
何より、作者の例えが秀逸で分かりやすいです。
心に起こる葛藤は全て自分の味方である、そう考えると心の中から力が湧いてくる感じがします。Posted by ブクログ -
これからも心の拠り所となってくれる1冊。
普通の人が気にならないようなことも気になって仕方がなくなること、SNSで知りたくなかった関係が見えることや見る必要のないことも見えること、自分が社会に受け入れてもらえないんじゃないかという思い、などなど。。
ちっちゃなちっちゃなことなのに、自分の中で考えを重...続きを読むPosted by ブクログ -
読みやすい。嫉妬や不安、なぜそれが起こるのか、わかりやすく優しさを持って書かれていて良かった。
近しい人に対して幻想を持って見てしまうこと、期待や自分を理解していると思い込み接するとイライラする要因だと。その通り。
自分のうちなる声をよく聞くことの大切さがわかる。
怒っている時弁護士のようにお...続きを読むPosted by ブクログ -
こころの葛藤とは無意識と意識、変わりたくない自分と変わりたい自分。
不安や葛藤、強い感情にはそれだけ切実な想いがある。
自分の内面に向き合い受容し、味方につけることで本当の自分を見つけられる。
意図的に自分の内面を見つめる時間を作り、感情の原因を把握し自分を自覚することで葛藤を味方にできる。
#フ...続きを読むPosted by ブクログ -
フロイトの精神分析学は難しそうで疎遠がちだったけど、面白かった。
人間の意識の中、つまり無意識の奥深くには性的エネルギーと攻撃性エネルギーが眠っている。適度な攻撃性は生きていくのに必要らしいけど、それが自分に向けば精神病や自殺に至るし、他人に向けばいじめや攻撃に繋がる。
どんな時代になっても、戦争が...続きを読むPosted by ブクログ