反田恭平のレビュー一覧

  • 終止符のない人生
    日本が誇るピアニストの半生を描いた作品。

    まだ若いのにすごいなあと思います。ショパンコンクール第2位に輝くまでの駆け上っていく姿が丁寧に描かれています。著者が弾いてきたいろいろな曲を聴きながら読むのが楽しかったです。面白かったのが、これからの音楽業界、クラシック業界のあり方をこれからの可能性・課題...続きを読む
  • 終止符のない人生
    ショパンコンクール以降、彼に興味を持ち本書を手に取った方も多いのではないでしょうか。
    彼のキャラクターもあるでしょうが、親しみやすく、クラシックへのハードルをグッと下げ、かつ興味を掻き立てられるエンターテインメント性の高い1冊だと思います。
    ショパンコンクールの舞台裏やそこにたどり着くまでの経緯など...続きを読む
  • 終止符のない人生
    ショパンコンクール2位の、話題のピアニストの現在までの軌跡。子どもの頃はサッカー選手を目指していたが、骨折して挫折、遊びで始めたビアノに徐々に魅せられていく、こういう人には必然が準備されているんだと思われるような出逢いを経て、ショパンコンクールにエントリーする。勝ち抜く為には、綿密な計画で作品を構成...続きを読む
  • 終止符のない人生
    面白かった!!
    人の人生を知るのは面白い。
    これだ!と思ったものに情熱を注ぐ姿に心を打たれた。
    自分にはまだ、これだ!というものがない。
    人から見える自分、家族の期待、いろんなものに無意識に怯えており、安全な選択をする癖がついてしまっている気がする。
    好きなことを嫌いになるまで打ち込んでいる人は、周...続きを読む
  • 終止符のない人生
    ネットの記事で本書のことを知り、気になって購入。
    ショパンコンクールの音楽を聴きながら読みました。

    私は普段、クラシックを聴くことがなく、クラシックのことはよくわからない人間なのですが、反田さんの演奏は別格で、動画の視聴を始めると、目を離せなくなります。わからないけれど、惹きつけられます。そしてピ...続きを読む
  • 終止符のない人生
    彼の音楽はどのようにしてつくられているのか、彼のこれまでの人生を知ることが出来た。
    「結局のところ、最大の敵は外部ではなく、自分の心の中に潜んでいるのだろう。」この一文にとても共感した。本番前に緊張してしまうのは自分の中に敵がいるということだ。それに打ち勝つことが出来なければ、最高の音楽はできないと...続きを読む
  • 終止符のない人生
     音楽家・反田恭平のあの唯一無二の音はどのように作り出されたのか。彼の生い立ちや、これまでの経験が記されていて、とても興味深かった。
     チャンスを確実に掴んでいく姿勢、チャンスをつかむための準備や生き方。チャンスが巡ってくる人はただラッキーなだけではなく、それ相応の努力と準備をしているのだと思った。...続きを読む
  • 終止符のない人生
    音楽の未来についての本。

    天才が夢に向かって過酷な努力を重ねてつかんだ勝利。その過程を私たちに伝えて共有させてくれようとしているんですよね。でもまだまだ夢の途中ということもあって決意表明の書でもあるのですね。

    昔の人が残した譜面を読み込んで解釈して再現する音楽家ってすごいなと。クラシックを落ち着...続きを読む
  • 終止符のない人生
    ピアニストが好きだと読む本もそれよりになっていく今日この頃。
    ショパンコンクールで2位になった反田さん。
    それまでの人生もショパンに導かれたかのよう。
    大河の始まりも反田さんのピアノが美しいんですもんね。

    クラシックに携わってる方々は、クラシックの普及の為に凄く行動されてますよね。
    角野さんもそう...続きを読む
  • 終止符のない人生
    ショパンコンクール入賞で話題になった反田恭平さんの自叙伝。コンクールの裏側にもページがかなり割かれていてもちろんそれも本人でなければ書けるない内容で面白いのだが、留学のエピソードなどもかなり興味深かった。
    昔題名のない音楽会ではじめて反田さんを知り、ピアノだけでなくオケ立ち上げや指揮もされてるのは知...続きを読む
  • 終止符のない人生
    ピアノの森から知ったピアニストだが
    おもしろくて才能に溢れた人だと思った。
    繊細かつ豪快なピアノの演奏の裏に
    様々な国での経験や葛藤、幼少期の出来事があり、その人間性があの音を作っていると思うと納得する。ピアノを弾いている人は大体両親も弾いていることが多いが、著者はたまたまポストに入れられた広告がき...続きを読む
  • 終止符のない人生
    ショパンコンクール2位までの軌跡を書いた自伝。文章が非常に読みやすく最後まで一気に読み終わった。己を信じて新しいことへ挑戦する姿勢を参考にしたい。
  • 終止符のない人生
    ピアニスト、反田恭平さんの成功譚という本なのかと思い手に取ってみたけれどそれだけではなく音楽以外にも彼はたくさんのモノを世界観を持つ人なのだということに気が付いた。天才ってスゴいと改めて思う。
    ロシア留学やショパンコンクールでの顛末など、読み物としても楽しめた。
    音楽のこれからももますます熱く語って...続きを読む
  • 終止符のない人生
    「ピアノの森」がきっかけで大好きになった反田さん。
    ショパンコンクールの感動が蘇って、読んでいる間脳内ではずっとショパンが流れていた。
    幼少期からのエピソードも偽りのない気持ちが書かれていて、ますます好感が持てた。
    小林愛実さんの章も興味深く読んだ。
    幼なじみでありライバル、よき理解者との結婚ってド...続きを読む
  • 終止符のない人生
    読めてよかった。とても面白い。
    そして音楽家としての今後の反田恭平さんをもっと追っていきたいと思う。
    革命児と言われる理由やバイタリティ、ヤンチャしていた学生時代とさまざまな経験からなる深い音。そして集中力と考察力、練り込んで作るプログラム構成力。そしてやり遂げる強さ。音楽を楽しんでいる方の演奏は本...続きを読む
  • 終止符のない人生
    どのようにして反田恭平になったかということとこれからどこに向かうのかということ、いろんなエピソードとともに上手くまとめられ、ライターさんの実力が冴える。
    そして引き出しの多い人生にもいろんなアイデアにも感心しています。
    先日小林愛実さんとの結婚記事を見ました。良かったです。 
  • 終止符のない人生
    ショパンコンクール2位という偉業は素晴らしいが、人間的に魅力溢れる反田さんは、ピアニストの枠を超えた素晴らしい指揮者になるだろう。
    小林さんという最強のパートナーと益々のご活躍を期待したい!

    以下、書中から印象に残った言葉を抜粋。
    「音楽家になろうが、何の職業に就こうが生きることに対して強い信念を...続きを読む
  • 終止符のない人生
    リクエストしたこの本をちょうど読み終えた2023.1.2に、前日の1月1日著者の反田さんと本に何度も登場する小林愛実さんがご結婚なさった事を知りました! Congratulations!
  • 終止符のない人生
    2021年 ショパン国際ピアノコンクール 502人エントリー ファイナル12人
    10月17日ショパン命日

    3歳でヤマハ音楽教室~一音会 絶対音感 
    11歳でエチュード、幻想即興曲 骨折しサッカーをやめ、近所の桐朋学園音楽教室へ
    指揮者になりたくて  桐朋女子高校 音楽科(男女共学)
    2012年 高...続きを読む
  • 終止符のない人生
    成し遂げる人の人生、どれだけの苦悩と努力があったのか。
    ネガティブな事でさえ経験となり、それを音楽に表現することができるのは、やはり天才なのだろう