S・J・ベネットのレビュー一覧
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女王陛下がアームチェア・ディテクティブとなり秘書官補や旧知の職員を駆使して謎を解いていく。
今回はバッキンガム宮殿が舞台。
女王陛下と「失言王」エディンバラ公とのやりとりが楽しい。
在位年数も経験も自分たちよりずっと長い女王を「何も知らなくていいお姫様」扱いする男性側近たちに心の中で苛立ちつつ優...続きを読むPosted by ブクログ -
2022年は多くの著名人が鬼籍に入った年だったように思う。
イギリスのエリザベス二世女王陛下は我々の多くが生まれた時から女王であり、日本でも親しまれた方だった。
本書はもちろんフィクションではあるが、実際の各国の首脳が登場したりと現実の皇室もこのような日常なのかと想像することが出来て楽しい。
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エリザベス女王の若い頃の設定だと思って読んだら違っててびっくり。89歳のエリザベス女王が登場。物語の中で90歳を迎えるんだけど、わりと最近の設定。ロイヤルファミリーや各国のお偉いさんの名前がそのまま出てくるので、読んでて顔が頭に浮かんで、物語に入り込みやすかったかな。これ実際あったことではないか、と...続きを読むPosted by ブクログ
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実在する人たちと、実在する場所や建物。そこで起こる殺人事件にワクワクしながら読みました。
女王陛下のチャーミングさと温かさにほっこりして、ミステリーなのにいつまでも読んでいたくなるような不思議な感覚だった。Posted by ブクログ -
イギリスで10万部、18か国で翻訳されているという人気シリーズの1冊目。
原題は”(Her Majesty The Queen Investigates) The Windsor Knot”。()内はシリーズ名でもあって、つまり『女王陛下は「ウィンザーノット」を捜査する』となる。原著の既刊は3冊、刊...続きを読むPosted by ブクログ -
戴冠式を前にイギリス王室物が読みたくて。エリザベス女王が名探偵とは。話に無理矢理感がなくて、もしかしたらあるかもと思わせてしまうほどのストーリーが存分に楽しめた!Posted by ブクログ
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シリーズ2作目。
ミステリーともしても、イギリス王室史としても楽しめて2倍嬉しい。
トランプ大統領など、時事ネタもあるのにいやらしくなく物語に上品さと深みがでるのは、主役が女王陛下だからなのか。
そして女王陛下がブリタニア号の絵に固執した理由がラストにわかり、とても素敵だった。Posted by ブクログ -
楽しめました。ミステリーというより、イギリス王室史を読んでいるような気分になります。これまでの外交、文化の数々を知ることができて大満足。事件はかなり入り組んでいて、もう少し整理してくれても、と思いましたが、絵が絡んでるので読み応えありました。なんと言ってもラストのエピソードが素敵。素晴らしいです。ほ...続きを読むPosted by ブクログ
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エリザベス女王をはじめ、実在の人物が出てきて、大丈夫なの?と心配になるくらい。エリザベス女王も90歳、その仕事量、まだ馬に乗るの?とタフなところ、聡明なところ、思慮深いところ、思いやり、茶目っけ。素敵だなと思う。ほんとに、表に出ない形で事件解決しててもおかしくない。続編も読みます。Posted by ブクログ
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ロンドンオリンピックのオープニングもそうでしたが、これほどのエンタメに応えられる英国王室、全く素晴らしいとしか言いようがありません。ここまで踏み込んだ内容でもOKとか、考えられないほど。本当に国民に愛されていたんだな、と感じ入りました。女王やフィリップ殿下の人となりもうかがえて深く感動。そして、女王...続きを読むPosted by ブクログ
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イギリスの女王が、推理小説の主人公として執筆をお許しになったことがすごい事だと思う。
日本だと天皇陛下??ちょっと想像できない。
エリザベス女王がどれだけ国民に近かったのか、よくわかる。お人柄も描かれていて、みんなが好きになるのが納得。Posted by ブクログ -
エリザベス女王が崩御され、今更ながらに偉大な愛された方だったと知り、
色々興味が湧き購入。
ミステリーとしても面白かったし、イギリス王室のお話としても面白かった。
オバマ前大統領などもちらっと出てきて、物語とわかっているのに
実際の王室は、エリザベス女王はこんな方なのかと思え楽しめた。Posted by ブクログ -
ちょうど本書を読んでいる時にエリザベス女王の崩御を知った。
昨年先立たれたフィリップ殿下と共に、作中では威厳を保ちつつも親しみやすく茶目っ気たっぷりな存在として描かれている。
実際のエリザベス女王がどのような人物か、遠い日本からでは伝記やメディアの情報で得られる以上の事は知り得ないが、本書を読んで...続きを読むPosted by ブクログ -
エリザベス女王陛下がとっても素敵で、実際もこういう方なのかなぁと想像しつつ一気にファンになった!
秘書のロージーも賢くて気が利くだけでなく、美人でスタイル抜群…強くて控えめで…完璧すぎる
ロイヤルファミリーのニュースが好きな方にはたまらないシーンがたくさんあります
英国ミステリーならではの習慣やスイ...続きを読むPosted by ブクログ -
ウィンザー城でロシア人ピアニストが殺害される。犯人は?動機は?捜査が進まない中、なんとエリザベス2世が事件解決に(こっそり)乗り出す!
女王故に当然自由に出歩けるわけもなくアシスタントとして新米の秘書官補が情報取集に当たります。
犯人捜しだけではなく、リオ五輪の少し前、現実の出来事や国際関係も話...続きを読むPosted by ブクログ -
翻訳が合わないのか、イギリスのノリについていけないのか、慣れるまで読みにくかったです。
当時現役の女王が探偵役で、各国の政治家の名前が実名で登場したりするのが面白かったです。Posted by ブクログ -
・あらすじ
エリザベス2世主催による晩餐会翌日
ロシア人ピアニストが遺体で発見される。自殺と思われていたその死の裏にある真実を部下を使ってそれとなーく暴いていく。
・感想
思慮深く思いやりもあって自分の責任責務立場影響を把握してる女王陛下がチャーミングに書かれていて、国民にすごく愛されてるんだなっ...続きを読むPosted by ブクログ -
訳のせいなのか、読みにくくなかなか進まなかった。バッキンガム宮殿のプールサイドで発見されたハウスキーパーの遺体と、駄作と呼ばれていたが女王にとってはとても大事な絵が海軍保有となっていたこと。まるでホントにエリザベス女王が推理をしているみたいだった。日本では皇室の人物を小説に!なんて絶対無理だろう。失...続きを読むPosted by ブクログ