多賀京子のレビュー一覧

  • リンゴの丘のベッツィー
    赤ん坊のとき両親をなくし、おばさんに育てられたベッツィー。おばさんは生真面目で、きちんと子育てをするために子育ての本ばかりを読むようになって、危ないことはなんでも先回りをして遠ざけようとする。
    そんななか、大叔母さんの病気が判明して、おばさんは母親である大叔母さんにつきそうことに。ベッツイーは、また...続きを読む
  • リンゴの丘のベッツィー
    赤ちゃんの時に両親を亡くしたベッツィーは、町でハリエット大おばさん、その娘のフランシスおばさんと一緒に暮らしていました。おばさんたちはとてもやさしい人で、通信教育で子供の育て方を勉強したり、ベッツイーを守るために学校への往復も手をつないで一緒にいったり、怖い夢をみたらかならずかけつけたり。しかし大お...続きを読む
  • リンゴの丘のベッツィー
    大事に大事に「大丈夫?大丈夫?無理しないでね」と気遣われて育った無力感の塊みたいな女の子が田舎に預けられ、適度にほったらかしながら見守ってくれる人たちに囲まれて成長していく物語。
    「してあげない」ことで、自分を生きられるようにしてあげる話といってもいいか。
    めちゃくちゃ良かった。

    ベッツィーのかわ...続きを読む
  • リンゴの丘のベッツィー
    幼い子が自分の力でいろんなことを解決していく姿に感動します。
    ところどころで、いじらしい子どもの姿に涙が浮かびます。

    子どもに必要なのは、教えることよりも、学べる環境を整えてあげることなのかもしれません。
  • リンゴの丘のベッツィー
    赤ちゃんのときに両親を亡くしたベッツィーは、町に住む大おばさんのもとで、それはそれは大切に育てられました。ところが、九歳になったある日、大おばさんが病気になり、ベッツィーは、田舎の親戚の農場に行くことに。泣き虫で人に頼ってばかりいたベッツィーは、まったく新しい生活をはじめることになりますが…?アメリ...続きを読む
  • リンゴの丘のベッツィー
    わかりやすい、ハッピーエンドの主人公成長モノ。

    ジェネリック大草原の小さな家シリーズ。

    あとは当初は不健康だった主人公が、自然のなかで健康な心身を取り戻すさまが、モンゴメリの8人のいとこを思い出す。あとは秘密の花園も。

    この本の一番の売りは、
    佐竹美保さんの挿絵がふんだんにある。に限る。
  • リンゴの丘のベッツィー
    ちょっと教育的指導(笑)が入りすぎている気がしたので
    三ツ星ですが、ほんと、悪くはないです。

    両親に先立たれたベッツィーはおばさんのところに預けられます。
    おばさんはベッツィーをこき使い、意地悪三昧・・・
    ということはなくて、とっても親切に、心を砕いてお世話をしてくれます。
    けれどもベッツィーは、...続きを読む
  • リンゴの丘のベッツィー
    おばさんたちに大切に育てられたベッツィー9歳半が田舎の親戚の家に預けられて
    自分で考えることや恐れずやってみることを学ぶ話。

    フランシスおばさんに悪気は全くなく、むしろ愛情でいっぱいなんだけど、
    新しい環境でベッツィーがどんどん立派に、イキイキと成長していく様子が面白かった。
    守るだけが、なんでも...続きを読む