新聞労連ジェンダー表現ガイドブック編集チームのレビュー一覧

  • 失敗しないためのジェンダー表現ガイドブック
    とてもわかりやすい。世にはびこっているモヤモヤ、アンコンシャスバイアスを可視化して、再認識させてくれた。自分も無意識に使ってしまったり(ママさん)、他に表現の方法がなくモヤモヤしながら使っている表現(奥さん、熨斗の名前順等)が多々あるので、これから新たな指針が出たらいいなと思った。
  • 失敗しないためのジェンダー表現ガイドブック
    ジェンダーやセクシュアリティに関して実に様々な信念・価値観を持つ人たちがともに生きる中で、どのようにジェンダー表現を考えていくべきか、ということを真摯に、丁寧に考えて創られた本だと思う。
    タイトルこそ「ジェンダー表現ガイドブック」となっているけれど、いわゆる「To do」「Not to do」を教示...続きを読む
  • 失敗しないためのジェンダー表現ガイドブック
    これ一冊読めば昨今のジェンダー問題の要点は十分に理解できる。これを読んで腹を立てるようなオッサンに不幸が降りかかりますように。
  • 失敗しないためのジェンダー表現ガイドブック
    表現ガイドブックというと指南書のような印象を受けるが、非常に読みやすいジェンダーに関する良書。
    男性が大多数を占めるマスコミなどの情報発信側や、法曹界。そこで発信・利用される言葉は、男性優位だったり家父長制を色濃く残したりと、決してニュートラルとは言えない。
    新聞労連の方たちが経験をもとに議論を積み...続きを読む
  • 失敗しないためのジェンダー表現ガイドブック
    猛省しながら読み進めていた。
    私は女性であり、ジェンダー問題に対し当事者意識を抱いていたつもりだったが、浅はかさだったと気づかされた。
    無知とは恐ろしいもので、自分がある言葉を使うことで、無意識のうちに不平等なジェンダーを広げることに買ってしまうこともある。
    これまで当然のように使っていた言葉につい...続きを読む
  • 失敗しないためのジェンダー表現ガイドブック
    書いてあるほとんどのことに同意。
    20代の頃から男女差についてずっと違和感を覚えてきたので30年経過して「やっと表に出てきたのか…」という感じ。

    女性にだけ使い、男性に対になる表現がない呼び方は避ける。その通りだと思う。

    本の最後に載っている年表を見て改めてびっくり。
    1945年 女性が参政権を...続きを読む
  • 失敗しないためのジェンダー表現ガイドブック
    ジェンダー表記の解説本。メディア関係者向けとなっているが、そうでない人が読んでも学びは多いと思う。ただ一点思うのは私も含めて「え?この表現って何がいけないの?」となりがちな(主に)男性に対して「そのように考える時点で問題か?」と「考えるだけならOKだが、それを公の場で口にするのは問題か?」を分ける視...続きを読む
  • 失敗しないためのジェンダー表現ガイドブック
    おそらくタイトルから想起できる内容は、冒頭三分の1ほど。途中からはそれなりに重たいテーマである性暴力にまつわる表現のありかたについてが続き、巻末はメディア表現の健全性を維持するための組織のあり方について議論されている。本書を読ませたいターゲット像が曖昧である点(タイトルをみて手に取る人は、誰なんだろ...続きを読む