スティーブン・E・クーニンのレビュー一覧
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詳細は本文で正に詳細に解説、議論されているが、本書の主張は巻末のあとがきや解説にあるように、
・そもそも気候に自然変動は大きく、人間活動が与える影響は限定的
・長期間(50-100年)の視点でみるとハリケーン等による災害の激甚化、頻発化の事実はない
・IPCC等が議論の前提にしている数値モデルの信頼...続きを読むPosted by ブクログ -
気候変動について現代の科学でわかっていることと、わかっていないことを区別して書いている。
わかっていること:
1.11世紀くらいから19世紀前半まで気温は下がってきており、その後長期的に気温は上昇している。人間によるCO2の排出が増えだす前から。
2.人間の排出するCO2は、地球上のCO2の濃度を増...続きを読むPosted by ブクログ -
『レフ・トルストイの1894年の哲学論文『神の国は汝らのうちにあり』には、以下のような考察が出てくる。【いかに難しい話であっても、そのことに関して先入観のない人に対しては、いかにその人の頭が悪くても説明が可能である。だが、いかに単純な話であっても、そのことをとっくに知っていると固く信じている人に対し...続きを読むPosted by ブクログ
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気候危機説は捏造だ!
温暖化の科学は決着していない!もともと気候は自然変動が大きい!
ハリケーンなどの災害の激甚化、頻発化などは起きていない!
数値モデルによる温暖化の将来予測は不確かだ!
大規模なCO2削減は現実的ではなく、自然災害への適応が効果的だ!
足元、一方向の議論になりがちな「気候変動」...続きを読むPosted by ブクログ -
非常に良かった
著者は温暖化懐疑派だが、感情論ではなくエビデンスをベースとして、今の人間活動原因説を明確言えないことを述べている
そもそもスタートが人間活動が原因ということを決めつけられ、それに合うような結果、シュミレーションを見せるようになってしまっている
結局は客観的か科学的根拠から判断するので...続きを読むPosted by ブクログ -
途中までしか読んでないけど。
当たり前だけど定義や議論の前提、エラーをおさえないと騙されると感じる。
地球の反射率をアルベドというが、古き良き測定方法として月の影に写る地球の反射を測定する、というのがある話は面白い。
気象と気候は異なる。気候システムを流れるエネルギーのうち、人間の影響は1%に過...続きを読むPosted by ブクログ -
米国の熱波の頻度は1900年と変わらない。
また米国の最高気温は50年間全く上昇していない。
過去100年間、人間はハリケーンに明確な影響を及ぼしていない。
グリーンランドの氷床の縮小スピードは80年前と変わらない
人間が引き起こす引き起こす気候変動の最終的な経済的影響は、少なくとも今世紀末までは最...続きを読むPosted by ブクログ -
グレタ・トゥーンベリさんの活動で一躍世界的に注目を浴び、また近年目立つように感じてきた異常気象から、地球温暖化は非常に身近な問題だ。
しかしそのエビデンスは?と言われると、いやだって世界的に議論されているじゃない と言う程度。
最初は、何を世界的な流れに竿をさしているんだろうと、懐疑的な意識で読み始...続きを読むPosted by ブクログ -
日本は、世界の温室効果ガス排出量の2%を占めるに過ぎない。米国の割合は13%。
効率の改善は、節約の減少につながる。確実な方法は法規制か値上げだけ。
プランBの選択=太陽放射管理、大気中からCO2を補足する技術、適応。
事態をじっくり見届けるのは、優柔不断ではなく現実的、慎重。適応や地球工学を選...続きを読むPosted by ブクログ