Yanqiang Comicsのレビュー一覧

お互いが人間として好きになってきている状況のなかで、なんらかの形で恋の妨げになる概念や存在が登場してくるシーンを見ると、麗花に同情してしまいます。個人的には、早めに朔真と夫婦になって安泰に過ごして欲しいなあと思いました。

目覚めた瞬間、まさか佳美が社長のベッドという想像だにしないところにいたというのは、主人公にはもちろん、誰にも考えられない展開だと思いました。ただその後の世話焼きの様子からみていると、社長はけっこうヒロインのことが気になっているような雰囲気があり、自分としては胸キュンしました。

二人の間に、一種のすれ違いが生じていることがわかる作品です。龍太郎サイドとしてはものすごく相手に対して真剣に愛をアピールしようとしていると思うのですが、一方で綾のほうは、そうした行動にうんざりしているような雰囲気がありますね。いつかお互いが歩み寄れる日が来て欲しいです。