時武里帆のレビュー一覧
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相変わらず海自も呉もよく分からん(・_・?)でもそれが気にならないくらいに、体験航海へ出てからは次々に試練(?)が…(´д`ι)ドキドキハラハラ
それを乗り越えいく早乙女艦長o(T◇T o)何か持ってるわね(゚∀゚;)次はいったい何が起こるんだろう?(・・;)Posted by ブクログ -
元々、小説家を志していらっしゃったのですね。
なんだか納得。
自衛隊勤務経験と高い見識、加えて十二分な筆力を兼ね備えておられる。稀有な存在だと思う。Posted by ブクログ -
普通ここまで立て続けにトラブルが起きることは無いと思いますが、起きてしまいましたねぇ。体験航海中のトラブル。航空機遭難の発生。そして、体験航海参加者の急病。いやぁ、普通、重ならないよね。
あらすじに書いていませんが、もう一つ、興味深い事。トラブル解決に際し、海上保安庁との協力も描かれています。海上...続きを読むPosted by ブクログ -
海上自衛隊の護衛艦艦長となった女性自衛官の物語。
自衛隊モノというと、それだけで、一般人には知ることのできない世界で、非常に興味深く、いつも目が離せなくなるんですが、この作品は、それに輪をかけて主人公が女性というところがミソ。
一般企業において、女性管理職は何かと苦労が多いともいわれますが、一般...続きを読むPosted by ブクログ -
あおぎり艦長となった早乙女は、女性艦長を認めない暮林副長や退職希望の坂上砲術士等、問題を抱えた乗組員とともに訓練航海に出港した。アスロックの訓練発射後の回収に副長の反対を押し切って坂上砲術士を抜擢し、自信を持たせた。休日に航空学生としての休暇で訪れた息子の航太を連れて艦内を案内した。
一般の見学者を...続きを読むPosted by ブクログ -
2等海佐、早乙女碧は女性として初の護衛艦艦長を命ぜられた。候補生時代や練習官勤務で若い頃過ごした呉に降り立った碧は艦長としての重責と高揚感を感じていた。
そして前艦長からの引き継ぎ、艦長交代行事を経て初めての出港となったところで内海3曹という未帰還員の存在を知らされた。出港直前のトラブルに対し、艦長...続きを読むPosted by ブクログ -
女性自衛官が、婦人自衛官と呼ばれていた頃の、女子大生(文学部)が海上自衛隊幹部候補生学校に入校してしまった実録。
金槌を泳げるようにする魔法はないけど、根性はあるぞ!Posted by ブクログ -
あっという間に読み終わった。なんだか護衛艦、海上自衛隊のしきたりを教えられていたみたい。そうこうするうちに出港。シーズン1の第一話的な・・
続編も出ているが、どうしようかな?おすすめではありません。Posted by ブクログ -
護衛艦の船長に晴れ晴れしく着任した女性自衛官の物語が始まったとなれば、自衛隊オタクならずとも大いに期待してしまうところだが、早々に発生した「大事件」は一隊員の未帰艦騒動であり、なんとか解決してから取り組んだ初任務は瀬戸内海で行ったり来たりする操艦訓練というなんとも地味なお話。これでは怒りだす(笑)読...続きを読むPosted by ブクログ
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海上自衛隊護衛艦の女艦長の話、第二弾。民間人を乗せた体験公開中、不時着機の救助に向かうことに、さらに急病人発生。この困難に立ち向かう早乙女艦長。面白かったが、次号はあるのかな?戦闘シーンを読んでみたいけど、筆者は書かないだろうな。Posted by ブクログ
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20年も前の話という事もあり、ところどころあいまいなところもあって若干微妙ではあるが、女性自衛官が護衛艦勤務できるようになる黎明期の頃の話と思うと、なかなか感慨深い。
著者は、もともと文系の大学生であったが、なぜか就職先として海上自衛隊を目指してしまう。それまで自衛隊の事に詳しかったわけでもないはず...続きを読むPosted by ブクログ -
一般大学から海上自衛隊に入隊した女性の体験記。江田島にある幹部候補生学校での体験を描いたものだが、臨場感があって面白く読めた。Posted by ブクログ
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前作に引き続き、護衛艦の女性艦長とその配下のチームが「嚙み合っていく」過程を、緊迫感と疾走感のあるクライシス対応の詳しい描写と合わせて描いている。自衛隊では、状況把握と判断を、このような条件付けや優先順位でやるんだな、とか、上司と部下の関係はこんなふうなのだ、とか、組織に属して仕事をする人が読むと、...続きを読むPosted by ブクログ
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自衛隊小説。
護衛艦の艦長に抜擢された女性が主人公。
元海上自衛官の著者だからこそ描ける臨場感。
淡々と物語は進むが、事件が起きてからテンポが上がる。
キャラクターの強い、でも、リアリティのある登場人物。
作品全体が“序章”となっており、
続編への期待を大きく含んで終わる。
すでにシリーズ第2...続きを読むPosted by ブクログ -
護衛艦あおぎりの乗務員とのまだまだ構築できない信頼、色々と問題が燻るなか、民間人を多数乗せた体験航海が行われ、そこで発生するあんなことやこんなこと。
前作は、本作のための助走だったと思わせる本作。
手に汗握る展開に一気読み。
ミリタリー好きじゃなかったり、戦闘モノが苦手でも、本作は、自衛隊のお仕事小...続きを読むPosted by ブクログ -
自衛隊の護衛艦に艦長として着任した女性自衛官が主人公の言わば組織小説。
作者は元自衛官らしく、描かれる組織や艦内の様子、艦長引き継ぎ式など普段は知ることもない自衛隊の様子が具体的に詳細に描かれていてなかなか興味深かった。
ただ、ストーリー的には特に前半から中盤まで着任時の艦内や乗組員の紹介に終始して...続きを読むPosted by ブクログ -
『WAVE』を読んだことのある方ならニヤリとする記述、本作では深掘りされなかった登場人物など続編への布石?が散りばめられているように思います。
ただ、WAVEを読んだ後だと感じるであろう既視感と、最後の最後でのまさかの展開は賛否両論かな、と☆4Posted by ブクログ -
一般大学文系を卒業してから海上自衛隊に入った早乙女碧二佐は、護衛艦あおぎりの艦長を拝命する。
着任後の初の出港となる完熟訓練開始直前に、女性隊員の所在不明が発覚。
自衛隊の女性隊員の数が徐々に増えているとはいえ女性幹部は何かと目立つ存在。海千山千の船乗りと自衛隊組織の中において、早乙女艦長の判断はい...続きを読むPosted by ブクログ -
自衛官経験者の女性著者による、メカ好き向け、組織マネジメント興味ありありの人向けの実見譚小説。、護衛艦運用のリアルな空気感、女性幹部自衛官の指揮官としての葛藤と行動、自衛隊および現代の多くの組織でも共通する課題の描出という、欲張り気味にテーマを詰め込んでいる。主人公の、人の外見に表れる特徴、表情の動...続きを読むPosted by ブクログ
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元海上自衛官だった著者の、練習艦隊で世界一周した際の記録。
女性が練習艦隊の遠洋航海に行けるようになったのは、著者の代が初めてだそうで、その理由は、それまでは練習艦に長期に女性を乗せて航海できるような居住区が無かったため。著者が参加したときに、ちょうどタイミングよく練習艦が新造され、女性区画も整備...続きを読むPosted by ブクログ