クリストファー・ボグラー&デイビッド・マッケナのレビュー一覧

  • 面白い物語の法則〈上〉 強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術
    脚本術の中でも『SAVE THE CAT』や『ハリウッドリライティングバイブル』『映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと』に並んで名著と数えられる1冊。

    『物語の法則』というタイトルで以前出版されており、そちらも手に入りやすい本ではある。自分は知らずに買って、「あれ? これ読んだことあるぞ...続きを読む
  • 面白い物語の法則〈下〉 強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術
    下巻はウラジーミル・プロップのおとぎ話の構成や理論などについて語っている。
    ウラジーミル・プロップの著作は日本では代表作である『昔話の形態学』を含め、ほぼ絶版になっていて手に入りにくい(『昔話の形態学』は何度か再販されているが、その度にすぐ絶版になる)
    なので、手に入りやすい読みやすいかたちで学べる...続きを読む
  • 面白い物語の法則〈下〉 強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術
    ロシアのプロップがおとぎ話の構造を分析したツールの紹介や、物語の細部を豊かにする環境的事実のツールを紹介。最後のチェックリストのところに予算の話が出て来て、確かにと思う。どんなに素晴らしい物語でも作る費用と想定される収益が見合わないと作れないしな。物語作家もそう言うそう言う観点を最終的に持たないと辛...続きを読む
  • 面白い物語の法則〈上〉 強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術
    神話の法則を書いた映画会社等でシナリオ分析をしている著者とパートナーとの物語を書くための様々なツールを紹介してくれる本。映画会社にはたくさんのシナリオが持ち込まれるし、それを評価しないといけないのでシノプシスとログラインを作る。そうした要約を考え抜く事は映画のシナリオ作成以外にもあらゆる資料の作成に...続きを読む
  • 面白い物語の法則〈上〉 強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術
    面白い映画の構造を体系的に知ることができる。実際の映画も例として取り上げてられているため、わかりやすい。
    映画を観る際、そして自分が物語を紡ぐ際も、頭の片隅に置いておきたい内容ばかりだった。
  • 面白い物語の法則〈上〉 強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術
     2022年2月刊(2013年9月に邦訳が出版された『物語の法則 強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術』を改題・一部再編集の上、二分冊化)。ハリウッドで、映画会社に持ち込まれた映画脚本の査読、映画のストーリー開発、映画脚本の執筆などを手がけてきた二人が、面白いストーリーとは何か? を解き明かし...続きを読む
  • 面白い物語の法則〈下〉 強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術
    上巻に続き、読みました。下巻はこの本で言うところの、「環境的事実」について。舞台設定についての分類がなされてます。
    あえてこの本の難点を言いますと(いや、気にならない程度なのですが。。)翻訳の言葉が、ハリウッドやエンタメぽくなく、頭にスっと入ってこない、腹落ちしない気がします。。
    上巻に、映画の配役...続きを読む
  • 面白い物語の法則〈上〉 強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術
    本屋さんで見かけて購入しました。「神話」に人類の物語の全てのプロットがある。という話は、村上春樹をめぐる内田樹さんや柴田さんの評論や、河合隼雄さんの著作や、中沢新一先生の著作などで、カジって知ってました。
    この書では、ハリウッド映画のシナリオをチェックする仕事をしている2人が、具体的に映画のシナリオ...続きを読む