柳沢高志のレビュー一覧

  • 孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか
    面白かった。菅さんのスピーチは下手だったけど政策のスピード感や意思決定の早さは素晴らしかったと思う。無派閥で地盤がない政治家はみんなから切られやすいんだなと。
  • 孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか
    菅前総理の働きぶりや人柄が著者によって克明に表されている良本。
    叩き上げ、無所属で総理大臣まで登り詰めた理由がとても理解できた。
    合理的でやると決めたことを徹底的にやりきること、その能力が政治家として非常に優れていた。
    一方で叩き上げであるからこそ成果を出せば評価されると考えていた部分が仇となり、国...続きを読む
  • 孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか
    マスコミの菅義偉政権当時の表層的な報道ぶりとこの丁寧な記録との落差に日本社会の終わりの始まりを感じる。2030.40年ごろにはもっとマスコミも社会も劣化の度合いを増すと思える。
  • 孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか
    菅さんが推し進めた数々の政策が、菅さんの決断力、推進力があったからこそ成し遂げられたんだと分かった。
    当時の菅さんが何を思っていたのか会話の中で語られており面白い。
    本当に国民のことを考えてくれていた総理なんだと思えたし、より一層退陣に追い込まれてしまったのは悔やまれる。コロナがもう少し早く収束して...続きを読む
  • 孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか
    結局のところ、国民が無能だと、いつまでたっても政治がよくならないとは感じた。パフォーマンスではなく、しっかりと、仕事の成果を評価することを国民としてやっていかないといけないのではないだろうか。岸田さんの政治がゆるせない人たちはみんな、こちらの書籍は必読だと感じた。
  • 孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか
    面白かった~!!菅さんみたいな叩き上げの人でないと、庶民の気持ちなんて到底できないし、世襲とか知名度だけで当選者できる人を外さないと日本が良い国に変わっていく気が全くしない…政策も中流家庭を具体的にイメージ出来る人に決めてもらいたい。ま、牛耳っている側に都合悪いことなので出自の良い人達がそんな法則を...続きを読む
  • 孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか
    今更ですが、菅さん本。
    菅さんが辞めてからの方がコロナ感染者は圧倒的に増えてるし(オミクロンの影響は大きいけど)、岸田さんよりは仕事してたよなとも思う。
    一方で、統一教会と菅さんの関係はどうだったんだろう?というのも気になる。
    しかし、かなり前の話な気がするけど、1年前の話なんだな。
  • 孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか
    菅義偉前内閣総理大臣に食い込んでいた番記者がその実像に迫る。
    本書を読んで、菅前総理の政策実現に向けた思いや突破力、肩書きにとらわれないなどの人間性については見直したが、やはり国民とのコミュニケーションや周囲との信頼関係に難があったのだと認識した。
  • 孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか
    『菅番は、政治記者としてのキャリアを傷つけるだけだ』
    『国民のみなさんが持っているつぼみを、大きな花として咲かせることのできる、そんな国を作っていきたい』
    『岸田はライバルであり、自分とは違う「戦わない政治家だ」と見下していた』
    『俺と河野と小泉で20年はできます』
    『自民党には世話にならないで当選...続きを読む
  • 孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか
    地味ながらも色々進めた実績が認められない不遇の総理、菅義偉の短い首相人生をまとめた良書。
    自らが支えた第二次安倍政権を参考とせず、他人を信用せずすべて自分ひとりでやろうとすればそりゃ失敗しますわな。
    大都市部に住む者としては、いかに優れた実績があろうとも「ふるさと納税」という税制度を破壊した世紀の愚...続きを読む
  • 孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか
    この本はいろんな読み方ができる。
    政権擁護の立場としても読めるし、逆に政権批判の材料としても使える。
    ただ、自身の学びを目的としたときにその読み方は適切ではない気がする。

    菅義偉をケースワークとして、彼なりの視点でタイムワープしてみることが自分としてはしっくりくる。
    その視点に立ったときいくつかの...続きを読む
  • 孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか
    生々しい会話ベースなので、大変面白く、コロナの一年を自分がなにしてたか?どんなこと思ってたか?を思い出しながら、そのとき菅さんはどんな会話してたのか、照らし合わせながら読みました。
    あれほど支え、後継指名した安倍さん(それと麻生さん)がいざという時に菅さん推しでなく、高市さん推しになったのが、いちば...続きを読む
  • 孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか
    なぜ菅内閣は失敗したのか。

    ひと言で言えば、官房長官時代と同じスタイルで総理大臣を務めようとしたたからだと思う。

    「結果を出せば皆認めてくれる」
    周囲に頻繁に語っていたそうで、決して間違いではないのだが、一国の主には、時に国民を鼓舞するようなパフォーマンス(メディアに毒され政治に無関心な国民性を...続きを読む
  • 孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか
    まさに、「菅義偉とは何者だったのか?」と思い… 政権発足当初の苦労人・叩き上げのイメージからの高支持率から、コロナ禍の大変な状況下での政権舵取りだったこともあり、わずか一年経たずに人気急落してしまった訳ですが、その実態はどんなものだったのか…と…
    著者は菅氏とかなり懇意にしていた日本テレビ記者で、や...続きを読む
  • 孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか
    菅本はいくつか読んだが、記者の食い込み方が圧倒的であり、信頼を得ていたことが伺われる。同時に、記者にここまでいうのかと違和感を感じる部分もあり、信頼できる側近議員がいなかったことはタイトルどおり孤独の宰相だったのであろう。嫌われ役や根回し役、苦言を呈する役はやはり必要であった。コロナ対策にしてもエビ...続きを読む
  • 孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか
    菅政権への評価が見直されてもいいのでは?と思わせる内容だった。たしかにワクチン、携帯料金は個人的にも恩恵はあった。感謝!
    #菅義偉 #令和おじさん
  • 孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか
    菅義偉氏の担当記者によるノンフィクション。「令和おじさん」での人気から、側近スキャンダル→コロナ禍での安倍氏との齟齬→安倍辞任・菅総理誕生→菅辞職までの浮き沈みが、密着取材に基づいて書かれている。ほかの政治家や官僚への批判(というよりも悪口)も結構記録されていることに驚く。

    もっとも筆者は、菅氏を...続きを読む
  • 孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか
    菅総理が引きずり降ろされた9月の自民党の動向は、ニュースを見ていてもひどいものがあり、総理の判断も悪手ばかりという印象があったが、実際にどのようなことであのような判断になったのか良く分かった。ジャーナリズムとしての善し悪しはあるが、この著者のように特定の政治家に取り入って、内情を知る人がいることで、...続きを読む
  • 孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか
    なんかかなり読んでて辛かった。
    ご本人は実直で実行力があり、相当剛腕だったようだ。政治家を目指した動機も極めて純粋でその気持ちを持ち続けて総理にまで上り詰められたように思う。

    正しいことをやって入れば、必ず評価される筈だ。
    その信念と、朴訥としたお人柄は極めて好ましいと個人的には思うのだけど、残念...続きを読む
  • 孤独の宰相 菅義偉とは何者だったのか
    表面的なマスコミ報道や内閣支持率に頼り過ぎず、もう少し腰を据えて菅総理に国の舵取りを任せるべきではなかったのかと思いました。