坂倉昇平のレビュー一覧

  • 大人のいじめ
    教育現場でのいじめ、つまり子ども達のいじめ
    は形や程度の差はあれど、常に社会の問題とし
    て扱われてきました。

    しかし最近は、大人のいじめ、職場のいじめも
    目立ってきているといいます。

    数年前に某飲料自販機オペレーター会社で、有
    休を取るためには上司が出したクイズに答えな
    ければならない、という記...続きを読む
  • 大人のいじめ
    人間だからなのか生き物だからなのか、優越をつけないと安心できないという悲しき性がある限りいじめはなくならないのだろうか?
    そんなことは無いと信じたい。
  • 大人のいじめ
    職場でイジメが起きる構造が良く理解できた。
    生産性の低い社員をフリーライダーと見なし、ただ乗りを許せない正義感から疎外する構造は子供のイジメと似ている。
    特筆すべき点としては、「労務管理の一環」として会社側が社員間のイジメを容認しているという観点だ。この観点は無かった。イジメの是正にコストがかかるか...続きを読む
  • 大人のいじめ
    酷い事例多数。
    余裕がなくなった日本の姿が浮き彫りといえる。
    企業側のコスト回避、ガス抜き、心神喪失による奴隷化に加えて同僚側の自警団化と目も当てられない。
    証拠集めが必須である事がよく分かる。
  • 大人のいじめ
    大人のいじめのパターン


    業務に余裕がなくなる
    それでも経営(数値目標)を維持しようとする
    弱い人、和を見出そうとする人をいじめる
    経営側も解決にコストがかかる、ストレスの捌け口になる、無理強いがし続けられるなどの理由で解決しない
    いじめられた人からいなくなるまで続く(自殺、病欠、退職)
  • 大人のいじめ
    生産性の低い人には攻撃してよい、という思考はないこともなかったので気を付けたい。いじめに遭ったらいろいろ面倒なことになることが分かった。
  • 大人のいじめ
    高橋新書ガイドから。大人に関するいじめ論だけど、本質は子どもにおけるそれと同じ。場所が、学校から会社に変わっただけ。上司から(教師から)、と同僚から、の割合が逆転するくらいか。すぐ辞めるのでなく休職し、仲間を集め証拠を集め、っていう最後のまとめの談は、具体的な対応方法として知っておいた方が良さそう。
  • 大人のいじめ
    読んでて辛くなるような、凄惨ないじめ現場の描写が多い。それだけ、「大人のいじめ」が深刻な社会問題になっているのだろう。「資本主義の限界」が、こういう形にもよく現れている。
  • 大人のいじめ
    悲しくなるなあ。
    日本の経済構造が壊れていく過程で、過去、大きな問題にならずにカバーされていたものが思いっきり出てきた感じだ。
    システムとして、いじめ、があった方がコストが安い、という判断まである。

    セカンドキャリアを考える時期でもあり、憂鬱になる現実。
  • 大人のいじめ
    職場のいじめについて、近年の特徴、過重労働といじめの関係、保育・介護職場のいじめ、発達障害へのいじめ等、統計や多くの事例を示して説明してくれる。
    読んでいて「陰湿だなあ」と感じた。同僚のいじめについてもっと深掘りした資料も見たかった。

    ・職場いじめの約半数が「同僚」による行為
    ・長時間労働の「ガス...続きを読む
  • 大人のいじめ
    オーディブルで読みましたが、活字で読むとより生々しいです。
    保育園では保育士だけでなく、子どもへの虐待もあり、声があげられない人には辛い環境。
    いじめは、過酷な労働環境、職場全体の加害者化、いじめの放置がある職場に多いようです。
    これらを改善しなければなりません。
  • 大人のいじめ
    ■ Before(本の選定理由)
    ハラスメント、労基法違反の仕事が蔓延っていることは一般論として分かる。ではそこにどんな解決策を提示できるのだろう?

    ■ 気づき
    いじめは特定の個人の資質では無く、役割として職場内で引継がれるという。いじめの背景を、慢性的な長時間労働や介護・保育に代表されるように制...続きを読む
  • 大人のいじめ
    【感想】
    事例は読んでいてとても辛い。アルバイト先を思い出して心が辛くなった。自分も同じ状況に陥ったら自ら行動を起こしたい。


    【メモ】
    ・近年見られる職場いじめの特徴
    ①過酷な労働環境
    ②職場全体の加害者化
    ③会社によるいじめの放置
    →近年の職場いじめは、厳しい労働環境で働かせ続けるために、上司...続きを読む