大川内直子のレビュー一覧

  • アイデア資本主義
    今までの資本主義、これからの資本主義を分かりやすく書いてくれている。
    資本主義とは精神論というのは心に刺さった。
  • アイデア資本主義
    何となくみんなが感じていたことを、明確に説明してくれた気持ち良さが本書にはあります。

    常に進出するフロンティアを見つけて来た私達。フロンティアが見つからないことが今の閉塞感の原因の1つのように思えます。

    そんな時どうすべきか。

    著者は文化人類学の概念でインボルーションを提唱しています。内へ向か...続きを読む
  • アイデア資本主義
    行き過ぎた資本主義といわれ共産主義が良いのかというとそうでもない。インボリューションと言われるアイディア資本主義は確かに良いと思う。直線的な時間感覚と計算可能性を欠いた状態では資本主義は成立し得ない、ゴーインゴコンサーン、Discount Cash Flow法、うちに向かう発展、将来のより多い富のた...続きを読む
  • アイデア資本主義
    資本主義がよく分かる。この本を高校生や大学生の時に読んでいればと思う。一方で世の中を知った上で読んだからよくわかったのかな?
  • アイデア資本主義
    資本主義とはどんなシステムなのかが非常に分かり易き整理されている、アイデア資本主義という言葉に引かれて読んでみたが資本主義の教科書として十分な本である。
  • アイデア資本主義
    書名から想像する内容と読後感が微妙に違うが、切り口はそれなりに興味深かった。
    「将来のより多い富のために現在の消費を抑制し投資しようとする」ことができる人は、ある意味いくばくかの富と冷静な論理思考を持っている恵まれた人だろう。残念ながら自分自身を含め、大多数が不安で仕方がないので、やむをえず現在の消...続きを読む
  • アイデア資本主義
    資本主義の歴史をまとめた本であり、新しい知見はなかったかな。個人的には両利きの経営を人文学的に捉えた本と理解した。
  • アイデア資本主義
    アイデアの時代だが、以前は何を必要としたのかという事実から、今何を必要としているかがわかったような気がする。資本主義は、人間の一部になっているから、なくなりはしずに、変化していくのだと。
  • アイデア資本主義
    文化人類学者が書いただけあり、今まで私が読んだ資本主義に関する本とかなり違った立場から資本主義を見つめている。資本主義を「計算(私は「打算」の方が近い表現と感じた)」「時間感覚」というミクロな視点から定義している。そのユニークな定義から始まる資本主義社会のユニークな捉え方に本書の面白さ(と若干の違和...続きを読む