ンネディオコラフォーのレビュー一覧

  • ビンティ ―調和師の旅立ち―
    SF。ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ノンモ賞受賞作。
    宇宙・冒険・超能力・コンタクト・民族学。
    著者はナイジェリア出身の両親を持つアフリカ系アメリカ人女性。

    連作中編であるようだが、続けて読むことで感動が増すように思うので、長編として読みたい。
    宇宙、異星種族、奇妙なコミュニケーション、身体改造など、...続きを読む
  • ビンティ ―調和師の旅立ち―
    三話のうち二話目途中でリタイアしました
    面白いし、文体も変わってて楽しい。訳者の方の力量かも。
    ただ、読んでいて夢中にはなれなかった
    僕だけの印象だと思うけど、アメコミみたいな入り込めない感じ
    そのうち再チャレンジするかも
  • ビンティ ―調和師の旅立ち―
    始めからスゴかった!面白かった!あっという間に読んじゃいました。異星人とかと普通に交流している背景の中で、超ハイテクとかナノテクとかあったり、昔ながらの民族的風俗も保ちつつ戦争しつつ家族のつながり大事だったり宇宙船がぁと、まぁいろいろあって一瞬も飽きさせないストーリーでした。
  • ビンティ ―調和師の旅立ち―
    地球辺境地の因習。それが、宇宙の真理を近づく道。そして人類の未来を開く手助け。デジタルが進むほど、実は、侮れないアナログの世界ではないかと思う。人の心はアナログなのだから。
  • ビンティ ―調和師の旅立ち―
    数理フローや数式は唱えるに留まり、すうと息を吐く
    多種多様な構成は脳内映像化おぼつかず、それでも凄惨な場面では思わずファイブファイブファイブ、、、これいいかも

    個人の尊厳から人種・人類が抱える大きな問題まで、世態が複雑極める中、地球ベースだけでなく宇宙全体に展開し広げる壮大なテーマ
    宇宙レベルにす...続きを読む
  • ロボット・アップライジング AIロボット反乱SF傑作選
    SF。短編集。ロボット。AI。
    副題の"AIロボット反乱SF傑作選"の通り、全体的に暗めの作品が並ぶ。
    すべて2000年以降の作品で、だいぶ新しめの作品集。
    メッチャ面白いという作品はなかったが、無難に楽しめる作品揃いだった感じ。
    アレステア・レナルズの作品を読んでみたいと思った。
    日本では翻訳が進...続きを読む
  • ロボット・アップライジング AIロボット反乱SF傑作選
    AIおよびロボット達にまつわる短編集。前半が比較的読後感が良いものが多いのに比べ後半は暗い味わいのものが多く、編集の仕方ー!と個人的には思わざるを得ないが、その方がSFの読み物としては良いのかもねとも思う。結局人工知能って不穏だから。
    何処までをAIと捉えるのかという定義は必要かと思うのだけれど、私...続きを読む
  • ロボット・アップライジング AIロボット反乱SF傑作選
    20世紀中に最終戦争が基本設定だったようにAI反乱は既定路線?
    冷戦終結で平和の配当で豊かな社会がーという予想同様外れて欲しい
    「小さなもの」は余りに危険なナノマシンは何のために開発された?
    「芸術家のクモ」が良かった
  • ビンティ ―調和師の旅立ち―
    アフリカ系アメリカ人が描くSF冒険奇譚!私の知らない文化、私の知らない世界。
    そこにSF要素が加わりめちゃくちゃ面白くなるのかと思ったけどそんなこともなく、なんだか消化不良終わってしまった。

    中盤、ビンティが家族に酷いことを言われるのにビンティに謝罪の一つもなしに終わってしまったのがひっかかりまく...続きを読む
  • ビンティ ―調和師の旅立ち―
    故郷を離れても自身の出自に誇りを持って成長をしていく主人公。主人公は必要以上に美化せず、呪縛のごとき家族や周囲の排他的な反応に怒ったり、悲しんだりと、人間的な弱さを描いているところに良い印象を受けた。
    大部分が、一人称の視点で物語が進行していき、どちらかというと伏線が無く、古典的なSF作品のようにも...続きを読む
  • ビンティ ―調和師の旅立ち―
    感想
    地球の技術水準が想像できない水準に上がっても。人の気持ちをつなぐのは言葉で、身振り手振りで。国同士の争いも癒させると考えるのはナイーブか。