マット・アルト(MattAlt)のレビュー一覧
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サブカル現代史小説といった感じ。小菅のジープやカラオケ、ウォークマン、Kawaiiとキティちゃん、アニメそしてゲーム。それぞれ社会的ヒットとなったモノについて、その時々の時代的背景を鋭く解説しつつ、その生みの親や渦中の人と情熱にも丁寧にスポットライトをあてる。サブカルという側面から戦後史を楽しくなぞ...続きを読むPosted by ブクログ
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各章の主題がときに相互に絡み合いながら、周辺分野にも十全に触れられている。
戦後日本から連なるポップカルチャーとそのクリエイターの物語を仔細に語りつつ、
外側から見た日本文化、そしてそれが波及した海外文化のありかたなどは幼少期から日本文化に親しんだ著者の視点に依拠する部分も大きい。
それでいて、著者...続きを読むPosted by ブクログ -
竹内まりあの「プラスチックラブ」や松原みきの「真夜中のドア」などの日本のシティポップスが海外に見つけられた、という話題に触れると、なんだかうれしいような気がします。YouTubeでいろんな国の人がとても上手な日本語で「♪私のことを本気で愛さないで♪」なんて歌っているのを見ると、こっちだって単なるリス...続きを読むPosted by ブクログ
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<目次>
第1部 1945年の敗北
第1章 ブリキの玩具~小菅のジープ(1945年)
第2章 アニメ誕生~アニメ(1963年)
第3章 みんなスターだ~カラオケマシン(1971年)
第4章 かわいい~ハローキティ(1975年)
第5章 持ち歩く音楽~ウォークマン(1979年)
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日本人が日本人向けに作ったプロダクトが、世界に受け入れられていく過程が読める。日本人が世界向けに作ったプロダクトがなかなか受け入れられない現状を照らして明らかにしてくれる。Posted by ブクログ
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ポップカルチャー、サブカルチャー史ではなく
産業史か
そうか
こういうの日本人ではなく海外の方が書くと面白いな
楽しめたPosted by ブクログ