賀十つばさのレビュー一覧

  • バニラな毎日
    洋菓子店を閉店することになった。主人公の
    白井。ある日急にアルバイト先の客である料理研究家のマダムから料理教室を開きたいから閉店した
    お店の厨房を貸してほしいと依頼され・・・
    色々な悩みを持った人たちが訪れ、お菓子作りをしていく事によって解決していくという物語。
    そして白井とマダムも自身の悩みの解決...続きを読む
  • バニラなバカンス

    相変わらずの白井さんとマダム佐渡谷。
    前作よりも白井さんの感情に動きがついたからか、登場人物達との距離感もぐっと近づいたと思う。
    そしてその距離感が私たち読者に新たな親近感を沸かせ……。
    面白かった!
  • バニラなバカンス
    またまた読んでいるだけで心も体も癒されました。
    物語に出てくる美味しいものをイメージしながら読むのも最高だけど、この本は最後にレシピが付いています。
    自分で再現できる!!

    次回、フランスでの修行中の話もあったらいいなと期待します。
  • バニラな毎日
    美味しいものが出てくる物語は、それだけでサクサク読める。

    疲れたとき、嫌なことがあったとき、美味しいものが食べたくなる。
    また、いいことがあったとき、がんばったときにも自分へのご褒美として美味しいものを食べる。
    美味しいものって、本当に人を前向きにする力、幸せにする力があるんだなぁ。って改めて感じ...続きを読む
  • バニラな毎日
    自分の店を閉めることになったパティシエが、バワフルな料理研究家と出会い、嫌々ながらも彼女の手伝いをすることにより、成長していく物語。

    ずっと気になっていた小説が、文庫化されたので。
    思っていたものとは違っていたし、主人公にも料理研究家にもあまり共感はできずにいたけど、最後には二人のことを素適に思え...続きを読む
  • バニラな毎日
    疲れた時に食べたくなるスイーツのように、
    癒されて元気がでる作品でした( ¨̮ )❁⃘*.゚

    甘い香り(バニラ)はその時の自分の状態で変わるっていうの、分かる。

    読んでいるだけで甘〜い香りに包まれてる気分になります。

    そして何より、私はこの作品の表紙が好き。
    単行本と文庫、どちらを買おうか迷う...続きを読む
  • バニラな毎日
    初の賀十先生作品でした。
    洋菓子店を閉店することになってしまった主人公が、ひょんなことからお料理教室(もどき)をすることになり、というお料理ものでした。主人公がちょっとマイナスな位置から始まるんですが、どこかそんな自分を俯瞰的に見ているのと、ちょっとドライなので、そこまで悲観的にならず読み進めること...続きを読む
  • バニラな毎日
    ☆4

    独立して開いた洋菓子店を閉店することになり自信を失っていた白井さんと、その洋菓子店の常連客で元料理研究家の佐渡谷さんの2人が、お菓子教室を始めることに。

    いつもクールな白井さんと、マイペースでお茶目な佐渡谷さんの凸凹コンビに楽しませてもらいました!

    装丁に惹かれて購入した初読みの作家さん...続きを読む
  • 雑草姫のレストラン(新潮文庫nex)
    都会で傷付いた心と体を八ヶ岳の自然と食が癒してくれる。
    都会から逃げてきた姉妹が自然と食、仲間を通し少しずつ元気になっていく様子が描かれている。

    読書の休日といった感じ?^^;
    色々難しく考える事なくまったりとさらりと読書時間を過ごせる様な内容。
    自然、雑草…何気なく読めてしまう展開、頭を休ませる...続きを読む
  • バニラなバカンス
    前作と同様にキャラ立ちが凄い笑

    この本を読むとお菓子を作りたくなるんだよなぁ
    もう既にウィークエンドを作りたいと思っている自分がいる

    お菓子作るときってなんか無心にそれだけしか考えなくていいっていうか

    お菓子作りたい
    もしくは美味しいお菓子が食べたい

    人生休養しながら楽しまなくっちゃ
  • バニラなバカンス
    ジェットコースターのような展開!!!
    ヴィクトー!!ナイスキャラ!!!!笑笑
    みんないい子で素敵キャラ。
    白井さんの人柄と今まで繋いできたものが、こんなにあったかいお話につながったんだなぁとほっこり。
    展開には驚いたけど、きっとフランスでもっと強くしなやかになるんだろうな。是非フランス編も読みたいの...続きを読む
  • バニラなバカンス
    開店して閉店し、また開店したパティシエ白井さんはケーキ作りに没頭していたけど周りにいる人に助けられ恵まれた。心が体を硬くするということは、逆に体がほぐれると心が楽になる。大切な力必ずその人助けてくれる。時々ちょっと離れてみたほうが良い時もある人は心が傷ついていなければ、気づけない。どん底に落ちたので...続きを読む
  • 雑草姫のレストラン(新潮文庫nex)
    「バニラな毎日」や「バニラなバカンス」を
    読んだので表紙には少しだけ抵抗が
    あったのですが作者で手に取ってみたけど、
    なかなか雑草っていうテーマでどうなのかなと
    思っていたけど意外に食べてる雑草なんかも
    あり雑草料理自体は面白かったけど、
    登場する人たちが一癖も二癖もあるのに
    簡単にいい感じになっち...続きを読む
  • バニラなバカンス
    傷心帰国した佐渡谷さんがかわいそうなんだけど、かわいい。。そこから予想通りにハッピーな展開になるのだけど、びっくりするような起承転結の転。。そんなどん底から復活して、静君とも進展があるのかと思ったら、また予想外なエンディングに(笑)でも、プロってなんだろうみたいな深く考えさせられるところもあれば、純...続きを読む
  • バニラな毎日
    主人公のパティシエール視点の小説なのだけど、その呟きに、なぜか探偵視点の小説の主人公の探偵(男性)が思い出される。いい終わり方だったので、次作が楽しみです。
  • バニラな毎日

    悩める人たちと共に作るお菓子が毎回美味しそうで…!!
    お菓子作りをしたくなる日々でした。
    キャラクターも個性豊かで読んでいて楽しかったです。
    続編とかあったら読みたい〜!
  • バニラなバカンス
    「バニラな毎日」がシリーズ1作目だったらしく2作目から読んでしまったが、特に問題なく楽しんで読むことができた。

    おいしいお菓子で誰かを励ます。誰かを元気にしたり、はげましたりするのって変顔したり、わきをくすぐればいいだけではない。大丈夫だよ。味方だよ。傍にいるよ。そんなことを話して行動で示してあげ...続きを読む
  • バニラなバカンス
    「バニラな毎日」の続編、前作の最後の
    終わり方で続編あるかもと思っていたので
    本屋で見つけたときは嬉しかったです。
    本作はもう初めから怒濤の展開ww
    店の前に穴があいたり、佐渡谷さんが
    傷心で帰国したり。そしてそれを追ってきた
    ヴィクトー、白井さんの人生を
    左右しかねない事件もおこっちゃう。
    もうこ...続きを読む
  • バニラな毎日
    ケーキと愛とヒューマンドラマの小説。
    どれもバランス良く、重くなくてさらっと読める。

    スイーツはどれも美味しそうだけど、
    モンブランとチーズケーキの融合最高。
    簡単にだけど、何となく作れそうなので試したい。
    スイーツの歴史もレシピも、さらっと書いてるけど
    想像しやすくてわかりやすい。
  • バニラなバカンス
    気分は洋菓子。
    ただ甘いだけじゃなくて
    そこには美しさ、繊細さ、情熱が
    こだわりとしてのっていて。

    コーヒーを飲みながら読んだら
    本を読んだだけなのに
    お腹いっぱい、
    甘いもの食べた後の幸福感。