ディストピア小説的な要素がしんどくなるかもと思ったのですがそんなこともなく。
むしろ蜂のドキュンタリーを読んだような、生態がリアルに感じられて、勉強になりました(笑)
蜂の巣の規律の中で、個ではなく、集団の中の種として生きなくてはならず、ひとつの意識体としても動いているはずなのに。
特殊生はあって
...続きを読むはならないことなのに、それを認められて身分不相応な経験を重ねることで、母性や恋愛感情を獲得していく七一七。
最下層の蜂種として、全ての他の種達に命令されても従うしかなかったのに。
様々な出会いを通して多くの経験を積み、充実した人生を歩めたであろう七一七の生き方に共鳴しまくりでした。
それにしても、蜂への観察力とリスペクト、すごいです^_^