冨久岡ナヲのレビュー一覧

  • 夫婦別姓 ──家族と多様性の各国事情
    夫婦同性を強要する国は、今や日本だけとなってしまったが、世界各国は家族観や氏制度がどのように捉えらているのか?主要国ごとにまとめられている。

    別姓にも、(絶対に)別姓だったり、創作姓だったり、色んなタイプがあるのだなあと思った。また子どもの名字も考えなければならない点など、制度を変えるとなると考慮...続きを読む
  • コロナ対策 各国リーダーたちの通信簿
    各国の首脳によって対応や姿勢が全く違うのが興味深い。フランスのマクロン大統領は信頼を失った一方で、ドイツのメルケル首相はむしろ支持率を取り戻した。

    他国の事例と比べると、いかに日本政府への信頼感がないかが身に染みてわかる。ドイツやベルギーは感染拡大の押さえ込みに成功していない(ドイツなんて何回もロ...続きを読む
  • 夫婦別姓 ──家族と多様性の各国事情
    これは各国(イギリス、フランス、ドイツ、ベルギー、アメリカ、中国、韓国)の事情や理想や現実をわりと細かく説明していて良書だと思う。
  • コロナ対策 各国リーダーたちの通信簿
    あくまでも、各国に在留している1個人の感想ではあるが、各国のリーダーの人となりが明確に分かりやすく書かれており、興味深くスラスラと読み進めることができた。

    1国の主人は、どのような資質を持っていると国民に支持され国がまとまって行くのか、コロナ蔓延により1人1人の1国の主人の個性が炙り出されたと感じ...続きを読む
  • 夫婦別姓 ──家族と多様性の各国事情
    私は夫婦別姓賛成派だけど、日本は家族の絆が失われるという抽象的理由でなかなか別姓が進まない。
    海外で別姓を導入している国々の実情をこの本で学ぶ事で、夫婦別姓の問題点や必要性を理解する事ができ、大変勉強になった。
    まずやはり別姓を導入しても家族の絆は失われる事はないと実感。
    ただ問題点としては子供の姓...続きを読む
  • コロナ対策 各国リーダーたちの通信簿
     依然、世界で猛威をふるい、終わりの見えないコロナウイルス。その時、トップは
    どのような対策を立て、国民と対話し、自制を求めたのか、各国の在留邦人ジャーナ
    リストが評価。国民一人一人にコロナ禍を自分自身のこととして捉え、連帯し、思い
    やりを持つことを繰り返し求めたリーダーの言動に多くの人々が共感し、...続きを読む
  • 夫婦別姓 ──家族と多様性の各国事情
    2010年代に、夫婦別姓が選択できない国は日本だけになった。
    2015年最高裁で合憲判断が下された。
    その後もさまざまな論点で訴訟が提起されるが、家裁申し立ては棄却、地裁提訴も棄却となり、司法による解決はなされていない。

    与党自民党の中でも、緩やかな別姓を認容する意見が出ている。
    各新聞社等の調査...続きを読む
  • 夫婦別姓 ──家族と多様性の各国事情
    “日本では若い女性、また「物申さない」 控えめな女性が好まれていると、里帰りするたびに実感する。科学番組でもドイツなら女性の科学者や司会者がばりばり発言しており、日本のように若い女性が年配男性の解説に「えー、そうなんですか」と相槌を打つだけという光景はほとんど見ない。そのような光景があちこちで繰り返...続きを読む
  • 夫婦別姓 ──家族と多様性の各国事情
    2021年の衆議院選挙のときに争点のひとつとなった「選択的夫婦別姓」。結果としては、すぐに夫婦別姓を推進するほどの票差ではなく、まだまだ道のりは遠いなと感じました。

    私が20代のころは「あんたが結婚するころには夫婦別姓が選べるようになってる」と言われたのですが、結婚もしなかったけど、夫婦別姓も実...続きを読む