赤羽末吉のレビュー一覧
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2022/02/03再読
今話題の中国。この本が作られた時代(1964年)は中国も少数民族に手厚かったんだなあ・・・
それはさておいて、こんなに広い国土に口伝えで受け継がれているお話はスケールがでかい。
表題の白いりゅう黒いりゅうが良かった。悲しいことがあっても、負けないで何回も竜に向かっていくヤン...続きを読むPosted by ブクログ -
数はそれほど多くないが、いろいろなタイプの話があっておもしろかった。
日本の神話・昔話を彷彿とさせるものがいくつかあって、起源についていろいろ考えさせてくれそうである。太陽が岩戸に隠れる話(『天地のはじめ』)とか、麦盗みの話(『犬になった王子』)とか。『犬になった王子』についてはとくに、日本の昔話と...続きを読むPosted by ブクログ -
昨日、エントリーを書いた「かもとりごんべい」と比較すると、方言度(と言う言葉があるかどうかわからないけれど、日本全国あちこちの方言が使われている度合い)は低いものの、以前TVでやっていた「まんが日本昔ばなし」の市川悦子さん & 常田富士男さんの語り口を彷彿とさせる文調の昔話語りがとっても心地よい作品...続きを読むPosted by ブクログ
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[ 内容 ]
昔から人びとの間に語りつがれてきた民話を、その語り口をいかして再話。
おなじみの「かにむかし」「こぶとり」「彦市ばなし」をはじめ、味わいぶかい「天人女房」「あとかくしの雪」など22編を収める。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
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小学校の図書室で冬季のおすすめに挙げた本。子どもの頃好きだった本が今でも版を重ねているのはうれしいことだなあ、と思っていたが、ハードカバー版は表紙ビューがなかった。やはり絶版なのか。とほほ。
話はどれもおもしろいし、声に出して読みやすいところはさすがに劇作家の文章。が、これは昔話の文法とは違うな、と...続きを読むPosted by ブクログ -
思ったよりおもしろかった!
9人の兄弟
天地のはじまり
くじゃくひめ
が好きだな!!
昔話は意外と知らないものが多くて
もっと小さい頃に知りたかったなぁーと
本当に思います。Posted by ブクログ -
中国の昔話。
少数民族に言い伝えられた民話がおさめられています。
自分で読むなら小学生2~3年生になってから。
よみきかせてもらうなら、幼稚園年長さんでも楽しめそうな内容かな、と思いました。Posted by ブクログ -
中国の昔話集。
「9人のきょうだい」「犬になった王子」「天地のはじめ」「ねこ先生と、とらのおでし」「くじゃくひめ」「白いりゅうと黒いりゅう」
絵本ではないが、赤羽末吉さんのイラストが多く使われ、低学年の子にも読める(読める子は読める)本。Posted by ブクログ -
中国の少数民族に伝わる、伝説というか民話をあつめたもの。表題の「白いりゅう黒いりゅう」の他数編。どこかで聞いたようなモチーフが多いのがおもしろかったです。天地創造の物語とか、日本でも神々の体の一部から世界ができあがるという神話がありますが、この中に入っていた物語では「さいに似たいきもの」の体を使って...続きを読むPosted by ブクログ
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天地創造の物語を読むと、それぞれの民族がそれぞれのやり方で表現しているのをとても不思議に思う。
「九人のきょうだい」(イ族)
「ちからもち」「くいしんぼう」「はらいっぱい」「ぶってくれ」「ながすね」「さむがりや」「あつがりや」「切ってくれ」「みずくぐり」の九つ子が協力して王様からの拷問を乗り切る話...続きを読むPosted by ブクログ