和田光弘のレビュー一覧

  • 植民地から建国へ 19世紀初頭まで
    トランプさんだ、人種問題だとやたらお騒がせなアメリカが気になって、トランプ本とかなぜ中間層は没落したかとか読んで、やっぱりこういう歴史かと思って読んだ本。いろいろよく分かりました。このシリーズ優秀。すごくためになりました。
  • 植民地から建国へ 19世紀初頭まで
    アメリカ合衆国憲法制定から230年。短いとみるか長いと見るか。
    予想通り1492年コロンブスの頃からが本題。それ以前の先住民などについてはさらっと書かれているのみ。紙面を割くほどの情報はないということか。
  • 植民地から建国へ 19世紀初頭まで
    13の植民地から始まったアメリカ合衆国の建国物語だが、タバコと砂糖が重要だったことを知った.イギリスと戦争で独立を果たすが、当時のヨーロッパ諸国特にフランス、スペインとの葛藤もあったようだ.初代大統領ワシントンの元で活躍したハミルトンの話は面白かった.別の教材で彼のことを学んでいたので特に楽しめた....続きを読む
  • 植民地から建国へ 19世紀初頭まで
    1776年にイギリスから独立し、南北戦争という内乱を経て形成された、民主主義と資本主義の最も発達した先進国の一つ。
    その程度の認識しかなかったアメリカという国を、「図書」1月号の対談を読み、岡本隆司さん・貴堂嘉之さんの対談を読み、もっと根本からこの国を理解したいと思い、読み始めました。
    本書は、単な...続きを読む
  • 植民地から建国へ 19世紀初頭まで
    アメリカ史の概説書シリーズとして刊行。ポカホンタスとか、ヴァージニア・デアのようなあまり知られていないところにも触れられていて良かった。ハミルトンが決闘で命を落としていたり、ジェファソンがアメリカのスフィンクスとよばれる多面的な人物で黒人奴隷の少女を愛したことなどは面白かった。ワシントンは大統領就任...続きを読む
  • 植民地から建国へ 19世紀初頭まで
    また楽しみなシリーズが始まった。
    当たり前だけどアメリカ大陸の発見から、アメリカ独立宣言まで270年もある。メイフラワー号による入植も1620年だから、大陸発見からは100年以上経過している。けっこう知らないことばかりだ。そして当然だけど建国にいたるまでの道のりが現在のアメリカを形づくっているわけで...続きを読む
  • 植民地から建国へ 19世紀初頭まで
    アメリカという国の成り立ちに興味があった。
    彼の国は、どうして世界一の国になったのだろう。
    宗教的迫害、貧困、冒険心、
    いろいろな理由であるが、
    イギリス本国から
    自由を求めてやって来た人たち。
    植民地支配から
    自由を戦って勝ち取る。
    そこから始まる国づくり。

    本書では、入植者目線で書かれているが...続きを読む
  • 植民地から建国へ 19世紀初頭まで
    アメリカ史第1巻。最新の知見と共に、大西洋史や記憶史(当時の史実だけではなくその後の時代での扱いの盛衰)も取り入れて書かれているそうで、面白かった。

    特に所々ちりばめているエピソード的な出来事が興味深い。
    ・ボストン茶会事件は別にパーティがあった訳じゃ無い
    ・黒人奴隷制度のおぞましさ
    ・イギリスと...続きを読む
  • 植民地から建国へ 19世紀初頭まで
    コロンブスの新大陸到達から500年あまり、合衆国独立からでもまもなく250年経とうとしている。アメリカは決して歴史のない国でも新しい国でもないとのこと。たしかに同じ政体の枠組みが続いているという意味では、明治維新や敗戦をあいだにはさんでいる日本よりよほど長い。18世紀に憲法制定をめぐってたたかわされ...続きを読む
  • 植民地から建国へ 19世紀初頭まで
     アメリカ合衆国史、シリーズ第一巻。
     シリーズ全体を通して、一国史の視点ではなく、全体的に合衆国史を捉えようとして書かれる通史。

     冒頭、独立宣言50周年の1826年7月4日、第二代大統領ジョン・アダムズと第三代大統領ジェファソンが、ともに亡くなったとのエピソードが紹介される。偶然とは言え、建国...続きを読む