木村有子のレビュー一覧
-
次女のお気に入りの本で、小1の頃から何度も読んでる。授業でも好きな本として紹介したことがあるらしく、おもしろいんだなと。まだ読んでいなかった母もついに読んでみた。かわいい。かわいい。こいぬとこねこがふたりで暮らしているなんて、それだけでもうかわいい。床そうじ激しすぎる。カレル・チャペックのお兄さんな...続きを読むPosted by ブクログ
-
他の国の昔話と似ている話でも、チェコ独特のテイストが感じられてとても面白かった。
特に七羽のからすは面白かった。Posted by ブクログ -
チェコの昔話。挿絵も外国な感じですてきでした。
死神を捕まえて、みんな死ななくなって大変困る話が面白かった。Posted by ブクログ -
アルトゥシ・シャイネルの挿絵が素晴らしく美しいチェコの昔話集。
どこかで聞いたことがある話が多いなと思っていたら、映画化された話もあると後書きで知って納得した。
何となく、他人に優しくふるまう・人から受けた親切をどう受け止めるかというところに重点が置かれた話が多いような気がする。
こういう昔話ならで...続きを読むPosted by ブクログ -
チェコの古典児童文学だそうだが、とても読み易く、小学校1〜2年生の初めての1人読書にも向いていると思う。程良く異国情緒が効いていて、また「どこの子どもも同じ」という向きの話は相応に、多文化を見るきっかけとしても興味深い。これが新聞で連載されていたというのも良い…日本の新聞も、購読者を増やしたいなら児...続きを読むPosted by ブクログ
-
きれいな表紙に惹かれて読んだ。
昔話は時空を超えて東西を問わずある一定の型があるのが面白い。日本昔ばなしの親指姫やわらしべ長者に似た話がでてきます。
死や信用、正直さなど訓話的なものもあるけど、少し怖いお話もあり、最後までワクワクしながら読みました。
おすすめです。Posted by ブクログ -
前作に続きチェコの作家を読む。
ヨゼフ・チャペックは、カレル・チャペックのお兄さん。
本作は、チェコでは一家に一冊あると言われるほど、長く読みつがれてきた児童文学の古典だそうだ。
これも前作のラダ同様、ヨゼフが娘に語り聞かせた物語。
こいぬとこねこは、人間の大人と同じようにやりたいと思っているが、な...続きを読むPosted by ブクログ -
チェコの昔話を集めたきれいな本。
えええそれでいいの!?っていうオチや展開は児童向け加工少なめで、なまっぽさが楽しい。
知っている話がけっこう入っているのはお話集で読んだのか他と通じる型があるのか。
12や3という数字や「黒い海」「命の水と死の水」などが繰り返し出てくる。
交易路にはお話が集まって...続きを読むPosted by ブクログ -
カレルの兄・ヨゼフが書いた、子どものための微笑ましいお話し。同居している「こいぬくん」と「こねこさん」の巻き起こす、珍騒動の数々で、どれもくすりとさせられます。読み聞かせると、子どもには喜ばれるだろうなと思いました。Posted by ブクログ
-
可愛らしい表紙のイラスト通りに
ステキな小話が揃った絵童話だった。
この二匹のような関係で暮らせたら、
掃除も楽しくなるし、失敗も笑い話になって、
幸せが溢れそうに感じた。Posted by ブクログ -
小学生の時の学級文庫でザ・トラウマだった火の鳥の話がてっぺんに載っててカンドーしました。哀れ、みじん切り王子
類話:日本昔ばなし→太郎・二郎・三郎(三又の道を歩くところなど),シシ取り太郎
オズの魔法使い 逃げるパン坊や
3人組の話は、和洋問わずよくありますが何故でしょう。2人じゃ物足りないし、...続きを読むPosted by ブクログ -
チェコで読み継がれてきた子どもの物語。
こいぬとこねこの愉快な毎日を描いた作品。10月28日の記念日を祝ったり、聖ミクラーシュに扮したりといったチェコらしいエピソードもある。このお話を書いている「チャペックさん」との話もある。
巻末の訳者後書きで、チャペックでもカレルではなく、兄のヨゼフだと気付...続きを読むPosted by ブクログ -
ヨーロッパだし、オーストリア支配もあった国だから、グリムとほとんど同じ話もたくさんある(「小なべや、おかゆを煮ておくれ」、「三人の糸つむぎのおばあさん」、「火の鳥とキツネのリシカ」など)。
似てるけれどちょっと違う話(「イェルカとヤギ」)もある。
表題作も「なんでも見える鏡」や「くつやのドラテフカ」...続きを読むPosted by ブクログ -
チェコの昔話、なのですが、似たような話を読んだ事があるのも
この国だったのか! と思う話も。
とりあえず、最初の『火の鳥~』の第三王子は
馬鹿ですか? と聞きたくなるような男かと。
人の忠告を聞かない…というよりも、見かけばかり気にしているような
そんな印象も受けます。
まぁ王族ですから、見た目や...続きを読むPosted by ブクログ