鮫島浩のレビュー一覧

  • 政治はケンカだ! 明石市長の12年
    一頁一頁から、一文一文から泉市長の本当に市民を想う情熱がヒシヒシと伝わってくる。
    また、与党野党、新聞テレビのメディア、宗教団体、労働団体あらゆる方面への怒りが伝わってきて読んでいるこちらも手が、体が震えてくる。
    「ああ、この人は永田町の政治屋たちとは違う。いつだって市民の味方でいてくれるんだ」と思...続きを読む
  • 政治はケンカだ! 明石市長の12年
    泉さん凄い。わずか10歳で明石市長を志ざすなんて。
    周りに流されず、自分の信念を貫く強さ。悪い者に決して屈っさず弱き者を助ける正義感。どれも当たり前のことだけど、その行動力が圧倒的。いつか総理大臣になって日本を良くしてもらいたい
  • 政治はケンカだ! 明石市長の12年
    毎回、泉さんの話を聞くたび「こんな政治家があと10人居てくれたら」と毎回思う。

    職員も議会も大反対の中、四面楚歌の中でも市民の支持を得て、市長に返り咲き!

    民主党政権の失敗した背景は、菅、野田ラインが財務省と組んだから。。その結果が、世紀の間違い政策である、消費増税。。

    今話題の西村さんが明石...続きを読む
  • 政治はケンカだ! 明石市長の12年
    この方のように信念を持った政治家が日本には本当に少ないと思う。それは信念のない政治家を選んできた我々の責任でもあると思う。
  • 政治はケンカだ! 明石市長の12年
    政治家が皆さんって言うのずっと違和感だったんだよな。なんで他人事やねんと。
    地方のコネクションの世界はやばいなぁ
    都心だってやばいところはあると思うけど、地方はまた異次元で驚かされることがまだまだある
    ゴールにつけばなんでもいいんですよね極論、今あるものが正解なわけではなくて、修正が必要な場合もある...続きを読む
  • 政治はケンカだ! 明石市長の12年
    なかなか読み応えがあった。小学校の時に明石市に住んだことがある自分としてはより身近な話ではあるが、それ以上に泉元市長のアグレッシブさには感服する。何事も強い信念が必要だが、それを突き通すことができるには並みの精神力では難しい。国に比べれば市の出来ることは限られていると思っていたが、逆に市で出来ない事...続きを読む
  • 政治はケンカだ! 明石市長の12年
    政治はケンカだ! 泉房穂 鮫島浩 講談社
    久しぶりに痛快な対談本を読んだ
    山本太郎以来の愉快な冒険物語だ
    暗闇に澱んだ政治を切開して
    光を当てて視覚化できると言う
    可能性を一気に見せてくれる
    リアリティだらけの大冒険である
    明日は何が飛び出すのか〜
    私たちを巻き込んで
    景色をガラリと変えてくれるリア...続きを読む
  • 政治はケンカだ! 明石市長の12年
    当時、内閣人事局を使って官邸が官僚に対し恐怖政治を敷いた時に感じたのは激しい嫌悪感だった。だが
    この本で泉さんが語った人事権の使い方に受けた印象は自民党のそれとは全く逆と感じた事に驚いた
    この違いは何なんだ?という問いへの返答はこれまで
    積み重ねた物が信頼だったのか不信感だったのかの
    違いによるもの...続きを読む
  • 朝日新聞政治部
    縦割りの組織は危機管理や撤退線に弱いということがよくわかる。言論の自由との観点では、新聞社内の歪んだインセンティブが結構怖い。
  • 朝日新聞政治部
    朝日新聞って、なんか昔と変わったな、と思っていました。
    これを読めば理由がわかる気がします。
    吉田調書を明るみにし、その結果、朝日新聞を去ることになってしまった、宮崎知己記者、木村英昭記者には是非とも活躍してほしい。これからお二人が書いた本を読もうと思います。
    まずは、
    「福島原発事故東電テレビ会議...続きを読む
  • 朝日新聞政治部
    著者の鮫島さんは元朝日新聞記者。
    福島原発事故当時、第一原子力発電所所長だった吉田氏が、事故直後に所員に現場に留まるよう命じたことに対し、所員の9割が第一原発を離れて第二原発へ退避してしまい、現場ですぐに事故対応にあたることができなかったことがあった事実を知り(東電は隠していた)、もしものことがあっ...続きを読む
  • 朝日新聞政治部
    よくもここまで赤裸々に書けたと思う。

    朝日新聞の社風を垣間見たような心地がし、
    それと同時に、だから嫌われるんだ、と納得した。
  • 朝日新聞政治部
    吉田調書事件で報道界全体は国家権力の犬になり下がった。2014年9月11日は新聞が死んだ日である。
    この本は吉田調書スクープの当事者である鮫島浩氏が朝日新聞の凋落を克明に書いた本である。
  • 朝日新聞政治部
    いやはや小説より面白く、読み進めるほどにのめり込んだ。
    半ばまでは言い訳めいてるなあと感じていたが彼が闘っている朝日新聞という会社の正体を知るにつれ、鮫島頑張れとなった。
    吉田調書、慰安婦、池上コラムのことをあらためて学習し、調査報道つぶしやオリンピック推進の内実を読まされると朝日新聞への期待も吹き...続きを読む
  • 朝日新聞政治部
    読んでよかった.
    そして,こうやってメディアは自壊する,と言う過程を知り,絶望的な気分になる.
    今までにも新聞記者さんの本は読んで来たが,どちらかと言うと権力がいかにメディアを殺すか,に視点が置かれていて,そこにはまだ権力の監視機構としての気概はありつつ「権力と対峙しつつも薙ぎ倒されていく」絶望があ...続きを読む
  • 朝日新聞政治部
    記事としての「吉田調書」に対する評価はともかく、大新聞社や時代への評価、記録として非常に面白く読める。現段階での新聞メディアの役割を批判的に、生々しく総括した価値は高い。
  • 朝日新聞政治部
    暴露本とまではいかないものの、実名を挙げて個別の事例が書き綴られており、興味深かった。
    いくつかの金言もあり、満足。
  • 政治はケンカだ! 明石市長の12年
    民主党政権が失敗した理由は、官僚と激突して混乱を招いたからではなく、財務省支配に屈して国民世論とかけ離れたからである。
    自民一強が続いているのは、民主党政権が官僚に丸めこまれたという歴史的事実からめを背け、当時の菅・野田ラインに身を置いた立憲幹部たちがいまだに財務省と組んで自らの影響力を残そうとして...続きを読む
  • 朝日新聞政治部
    おもしろかった。何かストーリーが面白かったとか、著者に魅力を感じたとかではないのだが、自分の知らない世界である新聞社の内側をすこし垣間見ることができたところにノンフィクションとしての面白さを感じた。

    吉田調書については、正直それほどよくわかっていなかったので、朝日新聞でこのような動きがあったことに...続きを読む
  • 朝日新聞政治部

    愚かな新聞社、愚かな経営陣だなぁというのが率直な感想です。
    たぶん、この本には本当の事が書かれているんだと思います。危機管理、危機対応がまるでなってない組織って感じです。
    東日本大震災での「吉田調書」事件については、理解が深まりましたよ^_^