清水知佐子のレビュー一覧

  • 女ふたり、暮らしています。
    ファン・ソヌ ファッション雑誌のエディター。料理は大得意だが、物が片付けられないゴミ屋敷のな主への道まっしぐら。キム・ハナ 「話すことを話す」で46千部の売上げ、同世代の女性を中心に幅広い支持を得てるコピーライター。ミニマリスト、人付き合い、生活は整然と生きる。
    あまりにも気が合うと思っていた二人は...続きを読む
  • 女ふたり、暮らしています。
    夫婦でも、家族でも、友人でも、相手は誰でも良い。誰かとともに暮らすこと、誰かとともに生きることの煩わしさ、愛おしさ、素敵さが見事に詰まっている1冊だった。

    パートナーがいる人、パートナーを求めている人、不自由はないから一人で生きていこうと思っている人、みんなが読んだら良いと思う。
    それほどにこのキ...続きを読む
  • 私の「結婚」について勝手に語らないでください。
    翻訳がめちゃくちゃ自然だったからか、
    韓国の人が書いた文章にもかかわらず共感がすごい。非婚は韓国ではそんなに叩かれる、特殊なことなのかというのもとても驚いた。結婚についてもっと疑問視することはとても大事だと思う。こんなに強く生きる人がいるなんて。自分もついていこうと思った。
  • 女ふたり、暮らしています。
    単なるルームメイトでも、恋人同士でもなく。
    一人暮らしに不安を感じはじめた2人がパートナーとして生活をはじめる韓国エッセイ。

    2人が共同生活することになる経緯や、家探しをめぐるあれこれ、女性としての生きづらさ...

    既存の制度や価値観に振り回されることなく、自分らしい生き方を実現するためのヒント...続きを読む
  • 女ふたり、暮らしています。
    2人の視点が切り替わるのでお互いの考えや性格がわかって良かったです。好みや人生観が似ているところもあるけれど、生活スタイルでは正反対でぶつかるところもあり、お互いに補い合っているすごく素敵な関係に憧れました。友人とふざけ半分で、将来は犬を飼って一生に暮らそう〜〜と言ってる私には理想すぎる姿です。婚姻...続きを読む
  • 女ふたり、暮らしています。
    韓国って日本よりも女性が圧迫されてそうなイメージがあった。
    この著者たち2人はとても前衛的で、社会で活躍し、輝いている女性だ。
    知的でユーモアがあり、言葉の選択が上手で面白い。
    家族の新しい形、それはLGBTに限らず、「夫婦」のように受け入れられて、守られてもいいと思った。
    心地良さそうな、豊かな2...続きを読む
  • 女ふたり、暮らしています。
    韓国文学は苦手だけど、エッセイなら!と思って読んでみたら大正解でした。長い一人暮らしにももういいかな、と思い始めてタイミングよく一緒に暮らし始めた40代未婚の女性ふたり。お互いの苦手なところを補い合える最高の相性で、こんなにぴったりな相手を見つけられるのが羨ましい。この本は若い女性が「こんな選択肢も...続きを読む
  • 話すことを話す
    本の中にも出てきた『星夜』がきっかけでキム・ハナさんを知って以来、彼女の声や話し方がとにかく大好きでよく聞いてる。その声や話し方が、きちんと考えられ調整され、そして彼女が今まで積み重ねてきたことの上にあらわされるものなんだとわかってますます好きになった。言葉は半分もわからなくても、人柄や心は伝わるも...続きを読む
  • 女ふたり、暮らしています。
    新しい生き方の提示だけれど、同時に普遍的な「他人との折り合い方」「他人と生活することの豊かさ」を描いていて、とてもよかった。
    ふたりとも文才があって、お互いの目を通した人物像がとてもすてきで、愛おしくて好きになってしまう。
    わたしは結婚/出産もしているけれど、本来誰と住んでいても外から過度に期待や干...続きを読む
  • 女ふたり、暮らしています。
    読み終えてしまうのが悲しくなるほどにいい本。
    W2C4という分子家族。つづる言葉が素敵で、
    それは同時に翻訳が素敵ということでもあって、最高だ。
    こんなに付箋をつけることになるとは思わなかったな。
    そして、この本の前に自分がフェミニズムの本を読んでいたから尚、この本を楽しめたというか、ことばの意味を...続きを読む
  • 女ふたり、暮らしています。
    非常に共感が多く、とても希望にあふれたエッセイだった。面白くて親しみやすい語り口も魅力的。気が合う友人同士での同居を詳細に描写し、「パジャマで一日中過ごす」とか緩い話題があったかと思えば、「結婚」や「家族」という枠組みの中で起こる女性差別や偏見、国の制度の問題に至るまで鋭く痛烈に書いていて、非常に好...続きを読む
  • 女ふたり、暮らしています。
    仕事で頼られる機会が増えてきたタイミングで仲の良い友人が婚約したとの知らせを受け、心が苦しくなってしまったタイミングで別の友人がおすすめしてくれた本。

    結婚が女性の幸せではないと頭ではわかっていても、周りの雰囲気や発言で勝手に傷ついてしまうこともある。そんな自分にとって新たな居住の形とそこで繰り広...続きを読む
  • 女ふたり、暮らしています。
    とても面白かった。女友達と家を買って一緒に暮らすという選択肢そもそもなかったけど、こういう風に暮らしてみたい。家族の形はより自由に多様化していくんだろうなと思った。

    印象に残った箇所
    ・ひとりの人間として本当に自負すべきもの
    ・けんかの目的、けんかの技術

    次は日本版女ふたり暮らし、阿佐ヶ谷姉妹の...続きを読む
  • 話すことを話す
    非常に勉強になった。タイトル通り、話すことを丁寧に紐解いている。
    元々「話すこと」に苦手意識があり、それを克服していったからこそ、全てのステップが丁寧。

    ①心を開くこと
    ②力を抜いて話すこと
    ③プレゼンテーションの仕方
    ④対話、コミュニケーション
    ⑤主張の仕方 などなど

    私も内向的な性格なの...続きを読む
  • 女ふたり、暮らしています。
    他人と同居するという点で、重要視する点が自分と似ていて共感するところが多かった。相違として人生を謳歌しているのが羨ましい。
  • 女ふたり、暮らしています。
    素敵すぎてため息が出る暮らし、、、
    ぶつかっても相手のことをまるごと理解しようとする優しさだったり、学ぶところがたくさんあった。「家庭の平和をお金で買う」っていいな、、、

    人生に行き詰まったとき、何度でも読み返したい!
    部屋もおしゃれで憧れる〜
  • 女ふたり、暮らしています。
    読みやすかった。韓国行ってみたいなって少し思った。
    お互いが大切にした方がいいことは、パートナーとの同居のときとあまり変わらないのかなと感じつつ、軽やかに過ごされてるような印象。
    曲のプレイリストを作る取り組みHawaii deliveryも未来を見据えててよかった。
  • 女ふたり、暮らしています。
    人と暮らすスキルってあるよなぁ。共通点もたくさんあるけど違うところもたくさんある2人。お互いをリスペクトしつつ自分のことも大切にして、喧嘩しながら、相手を知りながら、自分の理解も深まるというのが興味深い。キムハナが可愛らしい。ふたりの文にそれぞれ個性が表れているのも面白い。
    幸せはバター、同居人は健...続きを読む
  • 女ふたり、暮らしています。
    女2人で生活している友達が数組いるが、皆楽しそう。
    私は今後誰か友達と住む計画はないが、疑似体験できて読んでいて楽しかった。
  • 私の「結婚」について勝手に語らないでください。
    自分に責任を持って生きる。
    自分の話をもっとする。相手か何者かよりも、日常を知りたい。
    今の気分に永遠に耐えたくないと思うなら、線を引く。