和久峻三のレビュー一覧
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昭和の香り濃厚なサスペンス。
基本的人権も蹂躙してるし社会正義に対し ても挑発的、悪の華満開な弁護士を中心に 展開される小説。
クライアントも殺すし、クライアントの 親、愛人、通った飲み屋の店員も皆、ヤッ ちゃう。
クライアントの相続財産も奪りに行く。 ちょっとマメ過ぎて笑った。Posted by ブクログ -
[ 内容 ]
「あかん。手形がパクられた」〈香華堂〉10代目当主の顔から血の気が失せた。
このままでは京のお香の老舗が倒産する…。
完全犯罪を目論む知能犯一味は、一挙に老舗の一等地を乗つ取るべく襲いかかった。
「沈め屋」と呼ばれるパクリ屋や「引揚げ屋」という沈めた手形を回収する魑魅魍魎に、警察も及び...続きを読むPosted by ブクログ -
私の好きなシリーズで今回も楽しく読ませていただきました。完全にワンパターンなんですが面白くよめます。いつもの美人弁護士が出てこなかったのがチョッピリ残念でした!Posted by ブクログ
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昭和60年のだいぶ古い本です。トリックとかでは無いですが読んでみて次に何が起こるのかと気になる内容でした。養父殺しの罪で20数年獄窓に繋がれた美女と言う設定ですがいろいろあって無罪方面となります。展開にちょっと強引な面もありますが。サブタイトルに私は殺していないと書いてありますが実際は殺してます。Posted by ブクログ
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事件予告の電話があって見張っていたが
最終日に女性が来ただけ。
そして発見された男性の死体。
本妻と愛人がいた、という、よくある設定ですが
その愛人が最終日にいた女性。
この時点でおかしいというか、怪しいというか。
別方向で怪しいのは、本妻でしたが。
その服どこで買ってきた!? と突っ込みたいもの...続きを読むPosted by ブクログ -
下巻になって登場してきたのがドジなやくざと総会屋、手にした3億円を手に入れた糸島と三輪山みどりは警察・やくざ・総会屋から追われるようになる。そのうえ糸島は可愛がっていた姪を、みどりは妹を誘拐される。でも話の展開も流れもコミック並みになって、興味がうすれた。Posted by ブクログ
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やっぱり推理小説を読んでたりするのですよ。
感想としては……。
うぜぇ……。
の一言に尽きてしまいそうな気がする(爆)
なんていうか、男の人が読んだらおもしろいのかもしれないけど、この人の小説は、あんまり女の人が読んでもおもしろくねいかも(苦笑)
いちいち形容詞が鬱陶しい。
名古屋...続きを読むPosted by ブクログ -
和久峻三の小説をはじめて読んでみた。
老獪な弁護士の法廷での立ち振る舞いが鮮やかに描かれていて面白かった。肝心の二重の危険の論点は,結局どうなんだろう。調べてみよう。。。Posted by ブクログ -
赤かぶ検事ものでそれなりに面白かったけど、事件の発端と結末に偶然的要素がちょっと多い感じがしたな。
作者さんの実生活と大きく関連した作品だったからかも。
ワイドショーとか週刊誌のプライバシー侵害に対して、警笛を鳴らす1冊ってことだね。Posted by ブクログ -
2007/11 鈴木康夫(益夫?)役
やった!再放送!と録画を嬉々としてみたら、全然違う人ー。
いかりや文助ではなく、藤田文助だった。。。
才色兼備な夏目さんと襤褸を着たようにしかみえない、小さな老弁護士のコンビがほほえましい。
歳をとるということが、不安で惨めでとついつい思うこのごろに、悪いこ...続きを読むPosted by ブクログ -
猪狩弁護士シリーズの原点となる第1作目の復刊本。短編集。
1978年に出版されたものだそうで、時代は高度成長の終わりの頃だけど、被疑者も権力者もいずれも、まだ貧しかった時代の名残をひきずったような人ばかりで、あの時代ならではのほろ苦いお話でした。
2005/9/28Posted by ブクログ