大村紀征のレビュー一覧

  • 真説“戦う日本刀”

    ありふれた鉄という素材の魅力

    今の日本刀の評価軸が美的なものが主体で、自身もそうだ。だがこの本から武器としての当たり前の評価軸を再提示されて、興味の幅が増えた。
    そして凄い刀が昭和の時代までに出来ていた事に驚いたし、鉄という素材と加工技術の変遷に興味が尽きなかった。