岩木一麻のレビュー一覧

  • がん消滅の罠 完全寛解の謎
    他の方のコメントにもあるように、終盤の畳み掛けるような種明かしはややあっさりというか、ページ数の残り的にこれきちんと終わるんか‥と心配になった。実際もう少しページを割いてくれても良かったのでは?
    ただ‥それでも迷った末に5点をつけます。

    ミステリを読み慣れていないので、トリックの出来栄えに関しては...続きを読む
  • テウトの創薬
    表紙を見た時は高校生が主人公の話かと思ったが全然違った。が、ページを捲る手が止められないぐらい面白かった。この作者の次回作が早く読みたい。
  • がん消滅の罠 完全寛解の謎
    おもしろい。めちゃくちゃにおもしろい。
    がんの仕組みがよくわかる。キャラクターも魅力的。

    最後まで物語がもりもりすぎて、肝心の謎ときがあっさり行われたが、謎自体はすごく凝っていたからもっと時間をかけて解き明かして欲しかった。
    続編もあるみたいだから楽しんで読みたい。
  • がん消滅の罠 完全寛解の謎
    このミステリーがすごい!に選ばれて随分経った。
    タイトルからとても惹かれていたので意を決してやっと読み終えた。
    がんが消滅するとは?消滅させた動機とは?
    フィクションだが、リアルさが散りばめられていて怖いもの見たさにページを捲る手が止まらない。
    あらかじめ予習せず一気に読むのをおすすめします。
  • がん消滅の罠 完全寛解の謎
    最後、トリックが明らかになった爽快感から、追い討ちをかけるように更に衝撃が来る。
    難しすぎず、ちゃんとスッキリ出来るので最高でした。
    キャラも立っていて本当に面白かったです。
  • 時限感染
    タイトルがちゃんと回収されてた!このご時世に読むと「こっわ〜」だけど、今までのような平和な時だと「んなことないでしょ!」って思いそう。
  • 時限感染
    コロナウィルスみたいなパンデミックではなく、ウイルスを使った生物テロの話。まさかこんな展開だったとは。衝撃。本物の医療関係者だからこそ書ける発想とシナリオとそれを表現する文章力、面白かった。
  • がん消滅の罠 完全寛解の謎
    上質のミステリー。社会派でもあり、哲学も含めたエンタメとしても良い。先生が何を目指しているのかが、今一つクリアに見えず。逃れて、次に何をなすのか。。続編も読まないとわからないのかも。
  • がん消滅の罠 完全寛解の謎
     岩木一麻さんの作家デビュー作となる「がん消滅の罠 完全寛解の謎」は、2016年の第15回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作品でもあります。
     ストーリーも凄いのですが、このトリックを考えるには医療に関する専門的な知識がどれだけ必要なのか...と思って著者の略歴を見てみたら、大学も大学院も医療系...続きを読む
  • がん消滅の罠 完全寛解の謎
    読む前は、物語冒頭の小ネタで使われていたような「双子の入れ替わりを利用したがん消失トリック」みたいな、そんなミステリ的な作品かと思っていた
    でも読んだら本格医療ミステリ!
    思ってたんと違う、でも面白い!

    読みながらトリックを当てろと言われてもそりゃ無理でしょ!ってなネタなんだけど、読んでいてサラッ...続きを読む
  • がん消滅の罠 完全寛解の謎
    余命宣告を受けたがん患者が保険会社のリビングニーズ特約を利用して保険請求をし、その後に完全寛解するという事例が4件続き、調査に乗り出すとその裏には医療を使った。現実には起こりえないことだとは思うが、こういう発想を持つ者がいても不思議ではないのかもななんて思った。でも、最後の展開は何となく読めてしまっ...続きを読む
  • がん消滅の罠 完全寛解の謎
    続編です。前作同様にガン腫瘍を使って・・・
    明らかに完治可能なガンだから出来る犯罪。

    静かに恐ろしい。
  • がん消滅の罠 完全寛解の謎
    がんはなぜ、どうやって消えたのか
    衝撃が走る、最後の1行

    医療ミステリーはやっぱり面白い

    難しい医療用語もありましたが
    テンポよく読めました

    最終章で次々と明らかになる謎

    トリックにも人間関係にも
    気持ちよく騙されました

    思わず翌日に読み直し、
    一粒で2度美味しくいただきました
    (アーモン...続きを読む
  • がん消滅の罠 完全寛解の謎
    登場人物のキャラ設定のほか、犯罪のネタにもなっている医療技術がいかにもありそうでよく出来たミステリーでした。
  • テウトの創薬
    新薬というと大手製薬メーカー...というイメージが強いが、世界の新薬の約6割は創薬ベンチャーからの誕生。
      
    創薬ベンチャー業界の内情や製薬メーカー、アカデミアの関係性、そして投資機関であるベンチャーキャピタルなどを絡め、物凄く分かりやすく書かれていてサクサク読めた。
     
    又、PMDA(医薬品医療...続きを読む
  • がん消滅の罠 完全寛解の謎
    リアリティが高すぎて所々理解できず。ラスト振り回してくるけど、そんなんアリ?という感じ。
    がん患者の苦悩が描かれて、自分の健康を思うと憂鬱になる。
    医はかくあるべき、と2人の医者が議論する場面は考えさせられる。医者じゃないけど。
  • テウトの創薬
    蚕で医薬品を生産すべく研究を進めるベンチャー企業トトバイオサイエンスに蚕の大量死トラブルが発生!解雇した実力顧問教授の妨害との攻防、創薬ベンチャ―の知られざる開発、研究と経済界の動きが絡んで興味深い。主人公の気持ちは想い人に通づるのか。医学小説の一人者の面目躍如!
  • テウトの創薬
    『がん消滅の罠』にハマったのがきっかけで、この作品も読みました。創薬業界にこれまで縁がなかっただけに新鮮に感じました。抗体カクテル療法とかは、今のコロナにもつながるような‥なんて思いながらも、ちょっとカイコは苦手(汗)。登場人物のこのあととか、トトバイオの今後とか気になります!
  • テウトの創薬
    あまりに専門的な導入部分、岩木さんらしいが、読み飛ばしたよ…。カイコって、○頭なんだ…富岡製糸場にも行ったのに気づかなかった。お蚕様様様だからか。知らなかった!“殺虫事件ミステリー”ひっぱりすぎと思ったが、リスペクトか?しかし、あそこで手出すか?要素盛り込みすぎて失速⁈
  • がん消滅の罠 完全寛解の謎
    すごく面白くて、読み応えのある作品でした!癌の病巣が消える‥それを生命保険面から見てみると‥この発想スゴい!と思いました。