金敬哲のレビュー一覧

  • 韓国 行き過ぎた資本主義 「無限競争社会」の苦悩
    小手先の対策ではなくて、根本的な部分に対処しないとイタチごっこになることがよく分かる。
    日本も似たような道を突っ走っている気がしてならない。
  • 韓国 行き過ぎた資本主義 「無限競争社会」の苦悩
    韓国が異常だと強く思ったのは日本との問題もそうだが、個人的にはオリンピックで自国選手に不利な採点をされたとかで、相手の選手のSNSなどに韓国人大量の攻撃→相手選手は心身症、この相手国の選手団が抗議をするという事件が複数あったこと。この激情性は何か爆発寸前の鬱々たる不満がみなぎっていないとならないので...続きを読む
  • 韓国 行き過ぎた資本主義 「無限競争社会」の苦悩
    この一冊で韓国国内の社会問題が大まかに分かります。韓国特有の問題もあったり、日本と似たようなものもあったり。K-POPや韓国映画・ドラマなどのメディアカルチャーから韓国に関心を持ち始めた人にもおすすめです。
  • 韓国 行き過ぎた資本主義 「無限競争社会」の苦悩
    韓国凄いことになってるな。2012年頃、仕事で関わりがあって現地に滞在したことがあったが、その時から急速に変化している印象。この閉塞感が激しい感情表現を生むのかと納得。
  • 韓国 行き過ぎた資本主義 「無限競争社会」の苦悩
    韓国 行き過ぎた資本主義 「無限競争社会」の苦悩。金敬哲先生の著書。韓国社会が超格差社会で無限競争社会の住みにくい社会になっているという金敬哲先生のご指摘。私にとっては日本社会だって超格差社会で無限競争社会の住みにくい社会になっているように思います。金敬哲先生のように社会を憂いて韓国政府に苦言を呈す...続きを読む
  • 韓国 行き過ぎた資本主義 「無限競争社会」の苦悩
    韓国の社会システムの現在を報告した書。子どもから若者、中高年から高齢者とそれぞれのステージで分けて描かれている。
    端的に言うと子どもと家族がお受験競争、若者は就職競争、中高年は非正規労働で停滞するか子どものお受験競争に自身も当事者になる、高齢者は社会の急速なIT化と未熟な年金制度で現役から抜け出せな...続きを読む
  • 韓国 行き過ぎた資本主義 「無限競争社会」の苦悩
    エンタメというフィルターを通して韓国に触れる機会は格段に増えている日本。
    しかし、隣国の実情まで理解している人は多くないのではないだろうか。

    パラサイトの描写にも共感を覚える人が多いのだろうし、ドラマの主人公がやたら金持ちばかりなのも、社会の理想が、反映されているのだろうと思った。

    資本主義の原...続きを読む
  • 韓国 行き過ぎた資本主義 「無限競争社会」の苦悩
    異常なスピードで経済成長を果たし先進国の仲間入りを果たした韓国の苛烈すぎる競争社会の姿を描いている。韓国の大学受験で、遅刻しそうな生徒をパトカーで送迎するニュースは有名だが、リスニングテスト時に韓国全土の飛行機の離発着が禁止されると書いてあり驚いた。
  • 韓国 行き過ぎた資本主義 「無限競争社会」の苦悩
    佐々木俊尚さんがTwitterで紹介されてた内容に興味持ち、購入。
    断片的に聞いたことのある話題はあったが、こうしてまとめられて読むと、韓国に対する考えをアップデートしないといけないと思った。 子供も、中年も、高齢者も、自分だったらこの社会で生きられるのかと、ふと考えた。
    他の国も、もちろん日本にと...続きを読む
  • 韓国 行き過ぎた資本主義 「無限競争社会」の苦悩
    韓国の現代の問題が世代別に書かれていて、各世代の背景と現状を垣間見ることができた気がします。
    いずれにせよ多くの人が厳しい生活を送り、自殺者の増加、格差社会、就職難、板ばさみの中年、老後問題、、、日本や他の国にも十分起こり得る問題と最後に結んでいますがその通りと感じました。
    特徴的と思ったのは、そう...続きを読む
  • 韓国 行き過ぎた資本主義 「無限競争社会」の苦悩
    各世代へのインタビューや取材を通じて、韓国社会における格差の拡大や失業率の上昇などの問題に迫る一冊。
    良い学歴のため幼い頃から塾や習い事に奔走され燃え尽きてしまう学生世代。就職活動が長期化しいつまで経っても学費や生活費で困窮する若者世代。年老いた親を養いながら子どもを留学させるため生活を切り詰める中...続きを読む
  • 韓国 行き過ぎた資本主義 「無限競争社会」の苦悩
    韓国の現状がよくわかります。
    2011年視察に行きましたが、子供への教育熱の高さに比例して子供の自殺も多いと聞き、この本の通り、この国大丈夫か?と非常に心配したのを覚えています。競争社会の限界を感じます。
  • 韓国 行き過ぎた資本主義 「無限競争社会」の苦悩
    「はじめに」は映画「パラサイト」の紹介から始まるルポルタージュ。教育熱の高まりがもたらす歪み、中年男性の苦境、IT化取り残された老人、ムンジェイン政権の「積弊清算」政策による社会分断、による章立てだが、もっとも詳細に書かれているのは第1章の過剰な受験競争によって引き起こされる歪み。あちこちで書かれて...続きを読む
  • 韓国 行き過ぎた資本主義 「無限競争社会」の苦悩
    韓国社会の現状をルポしたもの。子どもたち:重い鞄をかかえて、夜遅くまで塾で勉強する。青年たち:ようやく大学に入っても、就職時には厳しい競争がある。文系の就職率が56%である現実。恋愛、結婚、出産、マイホームなどを諦めた世代。中年たち:子供の教育費であくせくし、リストラの足音に怯える毎日。平均退職年齢...続きを読む
  • 韓国 行き過ぎた資本主義 「無限競争社会」の苦悩
    多くの日本人にとって、最近は不愉快に感じるニュースも多い韓国だが、隣国として、また、戦争の惨禍から立ち直って先進国の仲間入りをしたという類似点などもあり、中々無関心ではいられない。関心がある故に嫌韓などという感情も出てくるのだろう。
    そんな韓国も、厳しい学歴社会、若者の失業、老後の苦労など、かなり暮...続きを読む
  • 韓国 行き過ぎた資本主義 「無限競争社会」の苦悩
    韓国の現状の成功の厳しさを説明する本
    資本主義の効率を進めていくとこうなるという例
    成功しなくてもいいという余裕が必要なんだろうけど、資本主義が許してくれないのが厳しい

    中間層の崩壊、労働者の4割が非正規雇用
    スプーン階級論:銅5億ウォン、N放世代:恋愛結婚出産

    学習塾の流行、教育制度ハック
    ...続きを読む
  • 韓国 行き過ぎた資本主義 「無限競争社会」の苦悩
    隣国の、「哀れ」な現実。

    資本主義だろうが、共産だろうが、何だろうが、結局同じなのだ、この国は。
    自分が人より上に立って、方から束縛から何から解き放たれる権力を持ち、他人を足蹴にしたい。

    自業にして自得としか思えない。

    韓国社会で起こっていることを理解してもらいたいと言われたって、冗談ではない...続きを読む
  • 韓国 行き過ぎた資本主義 「無限競争社会」の苦悩
    韓国の過剰な教育競争の背景がよく分かる本。韓国の急速な成長が生み出した財閥への経済一極集中。その恩恵にあやかるために、一握りの採用枠を争うことになり、自動的に学生時代から始まる競争…

    よく調べていて素晴らしいが、『だからなに?』となってしまった…