吉田和代のレビュー一覧
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イングランドに反抗するスコットランド人の運動を陰で助けているヒーローは親の仇イングランド側領主の娘に惹かれてしまう。ヒロインも禁じられた恋に、また死と隣り合わせの危険な立場のヒーローを愛してしまいます。
逃亡者をかくまい追手が差し迫る中、脱走を助けるシーンはハラハラドキドキです。
オリジナル表題...続きを読む -
面白かったです。
最後までぐいぐいと見えない力に引っ張られるように読みました。「ヒストリカル」にジャンル分けされているように、ヒロインが生きた古き良き時代のイギリスの社会、時代背景などが緻密に描かれ、歴史に興味のある方も楽しめます。
また、もちろんハーレクインらしくロマンスも楽しめます。
この作品は...続きを読むPosted by ブクログ -
幼馴染でジャジャ馬の、隣堺の領主の娘と再会したヒーローは、あまりにも育った環境が違った二人ですが、父の遺言であり、ヒロインの父にも見込まれ政略結婚します。
婚家でのお城の内部の不正などが、真っ直ぐで正直でユニークな慎ましくない若奥様によって明るみに出ることになります。
サスペンスありハラハラあり...続きを読む -
ヒーローとヒロインの出会いから、親密になるまで、リズム良く進んで読みやすかったです。
この物語のヒロインはヒーローに惹かれていく自分に抵抗しながらも、素直に自分から告白やプロポーズをしてとても好感がもてました。
面白かったサスペンスの追跡劇の落ちがなんであったのか、またエピローグのお話との関連性...続きを読む -
星3.5といったところ。
名家の貞淑な淑女であり、夜は当代一の人気舞台女優のヒロインが社交会一の放蕩者に恋をしてしまいます。この秘密があるた先に進んではいけない恋に悩みます。
二人の意地の張りあいも、すれ違いも適度で嫌味なくお話が進むので読みやすかったのですが、全体的には今一つ話のインパクトに欠...続きを読む -
いい人なんだけどあんまり見せ場のなかったジョンと誘拐の件から立ち直ったサラの話。
前半の最大の敵は母。
全体的に、ふたりともばかだな!って思いながら読む。
最後まであんまりパッとしないジョンと寛大なサラ。
それにしても周囲に多大なる苦悩を残して死んじゃったアンドレアが、なんだかなって感じ。
悪いのは...続きを読むPosted by ブクログ -
54軒ホテルチェーンの経営はうまくできるのに、恋の駆け引きはうまくないルシンダ。
ハリーもルシンダもどっちもどっちというか、モヤモヤするなぁ。
ドーリッシュがいいキャラ。Posted by ブクログ -
兄の結婚式を控え、デボラは悩んでいた。未亡人とはいえ、それなりに充実した日々を過ごしていた彼女に父がこのごろ再婚しろとうるさく言ってくるからだ。あまりの煩わしさに、彼女はつい嘘をついた。「お兄様の結婚式には婚約者とともに出席します」窮したデボラは、つかの間の婚約相手を探すため新聞の求人欄に“紳士募集...続きを読むPosted by ブクログ
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ハリーは魔の手から逃げるようにロンドンをあとにした。都会に留まっているかぎり、なんとしても彼を結婚させようという縁結びが好きなご婦人方から逃れられないからだ。彼は愛馬の手綱を取り、郊外の道を飛ばしていた。その途中、道の真ん中に大型の馬車が横倒しになっている現場にでくわした。中に人が閉じこめられている...続きを読むPosted by ブクログ