人はどんなときも、どんな時代でも、仕事をして生きていかなければならない。
ときには恐怖心という壁が立ちはだかることがあるかもしれないが、
それでも前を向いて歩き続けなければならない。
どんな仕事の内容でも、つねに真剣に真摯に向き合い、取り組む。
その姿勢こそが、人の生き様になっていくことを忘れな
...続きを読むいことである。
お客様、仲間、家族、いろいろな人々との出会い、そしてチャンスに感謝して
日々歩き続ければ、
きっとあなたの未来は、輝かしい光を放つだろう。
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山下春幸さんの著書「レストランは小さなビジネススクール」の「あとがき」です。
山下さんは、東京ミッドタウン「HAL YAMASHITA 東京」、東京スカイツリー「TOP TABLE」のエギゼクティブ オーナー シェフ。
この本は、山下さん自身が、「金なし、コネなし、修行なし」で挑戦したレストラン出店の経験を踏まえてつくったストーリーをもとに、マネジメントの要素を説明しています。
一応、「ビジネス書」とされていますが、
がっつり学ぶタイプの本ではなく、
レストラン出店に挑戦していくストーリーを楽しみながら、
ビジネスの要素をさらっと学べる本です。
上記に引用した「あとがき」の中にある、
「どんな仕事でも、それに向き合う姿勢が生き様になっていく」という点。
なるほど、と思いました。
日々の仕事、一つ一つの行いが、
自分の生き様になっていくのだから、心しておかないといけないのです。
身が引き締まります。
本書を読んだ人は、食欲が沸いて、山下さんのレストランの料理を「食べてみたい!」という思いに駆られるはず。
本書を手に取りそうな読者層も、しっかりマーケティングされていて、
読んだ後には、レストランに足を運びたくなるよう仕掛けられているような気がしました。
私も、まんまとハマって、
「食べたいっ!」です。