クリハラタカシのレビュー一覧
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「ある日、太郎は公園に行く途中、自分に名前をつけてほしいという変なネコに出会います。適当に名前をつけようとする太郎に、ネコは憤慨。「名前のチカラ」を説明しはじめて……? もしこの世に「名前」がなかったら、どうなるでしょう? 言葉と名詞、それから世界の見え方について、ネコと太郎と一緒に考えてみませんか...続きを読むPosted by ブクログ
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名前がなかったら?というところから考えて、名前をつけると世界が切り分けられること、名前を知ることでより深く世界を見られることを平易な文章で感じることができる。
哲学的な示唆に富んでいて大人でも十分楽しめる。Posted by ブクログ -
自然現象、感情、動物、物体…わたしたちはあらゆる事に名前を付けている。しかしそれは文化や場所で大きく変わる。名前の奥深さに触れた優れた児童書です。もちろん大人にもおすすめ。Posted by ブクログ
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めっちゃ面白かった…
木の幹がカラフルなレインボーユーカリとか
ナイフで切ったら血のような液体を流すドラゴンブラッドツリーとか
世界には色んな植物があるんやなあと思うとそれを見に旅してみたいなーとか思った
特に気になった、いつか直接見てみたい植物をメモ✍️
・弱い雨が長時間降った時や霧が出た...続きを読むPosted by ブクログ -
冒頭から掴みはOK。「動けないのではなく、動かないのです」。動かなくても光合成でエネルギーを作れるから、と。
文章が面白おかしく、小学校低学年の息子が笑いながら読んでいた。内容は結構詳しいので、普通の大人でも十分ためになる一冊。Posted by ブクログ -
帯に「意味不明 なんかすごい こわい」とある。その通り!奇想天外な(キソウテンガイというしょくぶつもあるよ)性質をもった植物がてんこ盛り。聞いたことのない植物から、そこらへんに生えている植物まで、なんてヴァラエティに富んでいるんだろう。不思議だ、そして最高に面白い。読むべし!絵も文章も工夫が凝らされ...続きを読むPosted by ブクログ
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白井匠とクリハラタカシの挿絵が秀逸!つっこみどころを探すとかそういうのじゃなくて、ともかくへえへえと不気味がる。楽しいというか、気晴らしに。Posted by ブクログ
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名前を知るということは、その存在を認識するということ。名前がまだないことを発見できるような感性をもちたいなぁ。Posted by ブクログ
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一見地味で弱々しい植物。けれどなめてかかると大変なことに、最悪命を落としてしまうかも…。そんな不思議で怪しい生態を漫画で分かりやすく紹介する植物図鑑。
「ウンコ」がよく出てくるのは子供受けを狙っているのかな。
一番「おお!」となったのが『パパイヤ』。癌の原因となる物質を無毒化するとか、腰痛・肩こり...続きを読むPosted by ブクログ