ロン・アドナーのレビュー一覧

  • ワイドレンズ―イノベーションを成功に導くエコシステム戦略
    チャールズ・ダーウィンいわく、「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である。」しかし企業にあてはめるとこれでは不十分。自社だけでなく、エコシステム全体で変化に対応に対応できないとイノベーションは失敗する。iPhoneはなぜ最初から強かったか?...続きを読む
  • ワイドレンズ―イノベーションを成功に導くエコシステム戦略
     この手のイノベーション論の著作は数多く出ていますね。正直食傷気味ではありますが、本書は具体例として登場している商品・サービスが比較的身近で新しいので、ちょっと興味をもって手にとってみました。
     本書で著者が提唱している基本コンセプトは「イノベーション・エコシステム」。
     戦略を成功させるためには、...続きを読む
  • ワイドレンズ―イノベーションを成功に導くエコシステム戦略
    現代のイノベーションは1社によるものではなく、エコシステム全体によるものと説く。エコシステムに潜むコーイノベーションとアダプションチェーンの2つのリスクを認識し、打破するためのツール類を定義しており、わかりやすい。
  • ワイドレンズ―イノベーションを成功に導くエコシステム戦略
    今日の経営環境においてイノベーションを実現するためには、自社のコアコンピタンスだけでなく、ビジネスモデルを共に構成する各パートナーとのコラボレーションが不可欠となったことをふまえ、気鋭のMBA教授が、イノベーションを持続的成功に導くための新たなフレームワークを提唱した経営戦略書。

    著者は、革新的な...続きを読む
  • ワイドレンズ―イノベーションを成功に導くエコシステム戦略
    なぜある商品が売れるようになったのか。どのように販売することをデザインすることが望ましいのかが多くの事例から分かります。日本企業が元気になるためのヒントも隠されています。
  • ワイドレンズ―イノベーションを成功に導くエコシステム戦略
    いいモノを最初に作ったのに売れない、逆に後発で機能も普通のモノが爆発的に売れる・・・
    一体なぜだろうか?

    これまでの説明では、消費者のニーズに的確に応えたとか、デザインとか、おもてなしとか、企業の商品企画・開発力にその原因を帰するものが多かった。

    しかしこの本では、それだけでは不十分だ、死角があ...続きを読む
  • ワイドレンズ―イノベーションを成功に導くエコシステム戦略
    価値設計図、コーイノベーションリスク、アダプションチェーンリスク、リーダーシッププリズム、切り離す・組合わせる・再配置・追加・減らす、最小限の要素によるエコシステム・段階的拡張・エコシステムの継承。
  • ワイドレンズ―イノベーションを成功に導くエコシステム戦略
    i-pod、電気自動車、電子書籍などの先進的な製品/サービスはプロダクトの優劣よりもエコシステム全体を俯瞰して戦略を練らなければ失敗する可能性が高い。
    まず、エコシステムにはイノベーションに付随して必要な二次的な発明の必要性があるかどうか、イノベーションをフォローする他のプレイヤーがどう動くかという...続きを読む
  • ワイドレンズ―イノベーションを成功に導くエコシステム戦略
    企業側として画期的な新製品がなぜ世間に受け入れられなかったのか、また何故後発のipodやiphoneが市場を席巻できたのか。エコシステムという観点から説明しています。要は生産者、消費者ばかりに目が行きますが、中間業者がどうやって利益享受出来るかが、鍵になるのですね。勉強になります。
  • ワイドレンズ―イノベーションを成功に導くエコシステム戦略
    プロジェクトの成功には、関係するすべての参加者の役割と貢献を明確にした価値設計図を事前に描くことが重要である、と言うのがキーメッセージである。こうして要約すると、「何だ、あたりまえじゃん」という身も蓋もない表現になるが、要は広角レンズで世界を眺める際に、どこまで画角を広げるべきか、その範囲が決定的に...続きを読む
  • ワイドレンズ―イノベーションを成功に導くエコシステム戦略
    2020年4月12日(日)

    書名:ワイドレンズ 
    著者:ロン・アドナー
    ジャンル:ビジネス(ストラテジー)

    【内容】
    イノベーションは自社のみの技術、システムでは完結することは出来ず、協業者を巻き込んだ価値創造のストーリーが必要なのは周知されてきていると思います。

    本書はエンドユーザーまでの価...続きを読む
  • ワイドレンズ―イノベーションを成功に導くエコシステム戦略
    アライアンス推進におけるステークホルダー事の利害考慮の必要性や完全なバランスを追い求めすぎる事への警鐘は納得。アメリカ節全開の文調はやや長いかな。
  • ワイドレンズ―イノベーションを成功に導くエコシステム戦略
    新規事業での失敗の原因としてエコシステム(生態系)の視点が不足していた事がわかったが、仲介者へのメリットをどう実現していくかは難しい。価値設計図はツールとして有効かもしれません。
  • ポスト産業資本主義における差異を生み出すもの 「顔」を見せることが価値を生む時代へ(インタビュー)