文月向日葵のレビュー一覧

店長の印象が最初と最後で180℃変わります！
最後、かなりいい人になってます！
こっちの店長の方が好きです！

アパレル店員の全てを見たって感じですね。
自社製品を身に付けないといけないが、お金がない……
切実な悩みですよね。
自社製品を身に付けないといけないので、私は無理だな…と思いながら、読みま...続きを読むした。
アパレル店員さんが勧めてくれるコーディネートは本当にどれもお洒落です！
読みながら、こういう服にはこういう羽織りがいいんだ～とか勉強になりました！

神戸の美味しいものも登場したりと、一気に楽しく読めました！

服が大好き主人公の日常。

職場での人間関係から、どんな服か
どう着こなしていくか、等々。
アパレルの店員の寿命も、そういえば、というもの。
服への楽しみがあふれている、のもありましたが
やはり人間関係大事だな、と。
下についている彼はまったく…でしたがｗ

住んでいるところの窓から見える
新しくできたチーズケーキ屋。

オーナーなら、気まぐれに開け閉めしていても
納得です。
そして美味しそう…パンケーキも、食べてみたいです。
しかし主人公の『何』が気に入ったのかが
何となく？　程度にしか分かりません。
これはこれで楽しいですが。

恋愛が絡んでいる、と...続きを読む言ってもいいのでしょうか？
初っ端から主人公は恋人と別れていますが
こういう相手とは別れても大丈夫かと。
むしろ復縁迫られても、え？？　という気分です。
そして何故その間を持とうとするのか、を
オーナーに聞いてみたい。

とか思っていたら、あっちはあっちで
面倒な事になっていますし。
確実に言いがかり。
罪悪感に漬け込んで、いいように、というのが
透けていますが。
相手の男は…残念な人物、としか言いようが…でした。

日常ミステリーかと思いましたが、謎解きではなく、謎めいているのはケーキ屋店主でした。

ただ美味しいスイーツは正義だと思います。

大好きなファッションを仕事にしている朱音。職場の人間関係で嫌なことがあっても、洋服を選んでいるときや、お客様に喜んでもらったときは心から楽しそう。ここまで「好き」と言い切れるものがあるって、すごいなぁ。と思った。朱音が働くお店に行ってみたくなる本だった。

接客が好きなわけでも、すごく仕事が好きなわけでもない。ケーキを作るのもそこまで...。という感じの不思議なケーキ屋。不思議なことが起きる。という意味ではなく、何故ケーキ屋？という意味で。そこで売られるとにかく美味しそうなケーキが魅力的。その時々のパンケーキも。それを見てるとやっぱりケーキは好きなのか...続きを読むな？とも思えてくる。
そのケーキ屋で出会った２人はまだまだお互いのことが分かっていないけど、一緒にいるとなんとなくしっくりくる。今後どうなるのか気になる。