上野そらのレビュー一覧
-
今までに出会った物の中で、最も感情が揺さぶられた本。
同じ感想を抱いている人もいたが、
最後の最後ゾワッとした。
1話目は、一番生き方を考えさせられる。
6話目、平和で面白くて読んでるうちに笑ってしまう。
全体を通して笑ったり泣いたり考えさせられたり、
心が豊かになる
オススメの本は?
と聞か...続きを読むPosted by ブクログ -
表題作ほか全7つのカウントダウンオムニバスストーリー。
涙するものから面白いものまで、考えさせられる作品だった。
いろんな話を楽しめた。
それぞれ良さがある。
最後の話の最後に鳥肌がたった。
当たり前のことを当たり前と思わないこと。いつまであるか、続くかわからない。
もし自分の視界に残り...続きを読むPosted by ブクログ -
「何か」の残りの数字がいきなり表示されるようになった人たちのオムニバスストーリー
雰囲気としては世にも奇妙な物語
母親の手料理を食べるごとに減っていくカウンターの数字
「数字が0になったら母親は死んでしまうということでは?」という発想から母親の手料理を頑なに食べまいとするが
はたして、その数字の意...続きを読むPosted by ブクログ -
もうタイトル見た瞬間から涙腺が緩んでいたほど、ズンと来る本でした。
短編集。表題作はとても短いけれど、なんとも…なんとも…。想えば想うほど、その対象を傷つけることになるジレンマに視界が歪む歪む。
しかし、そっちか!!となりましたよね。うまい。でも実のところ、「そっち」でもないと。もっとちがう次元の...続きを読むPosted by ブクログ -
「わたしのげぼく」を読み ものすごく興味を持った作家さん。
よくできているオムニバスストーリー。
突然見えるようになった不思議な数字。その少なくなっていく数を見ながらの生活は 想像を超える心の葛藤があるだろう。
「授業」と「嘘」か良かったな。Posted by ブクログ -
『わたしのげぼく』が良かったので、こちらも読んでみた。ある時、自分にだけ見える「期限のカウントダウン」ファンタジーなら、全部 ハッピーエンドにしてほしかった(T▽T) 表題の「手料理」の話などは、母親も息子も救われないし可哀想。こんな数字が見えたせいで、母親は意味が分からず冷たくされたと思う。人は...続きを読むPosted by ブクログ