阿井幸作のレビュー一覧
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官僚体質が甚だしい中国警察VS謀殺を企てる犯人! 一風変わった倒叙ミステリ #知能犯の時空トリック
■きっと読みたくなるレビュー
中国の人気ミステリー作家先生の新作とのことで、気になって読んでみました。
いや~、確かにこれは面白いです。
本作、独特のプロットで物語が進行します。
いわゆる倒叙ミス...続きを読むPosted by ブクログ -
『穴居するものたち』と『成都往事』がお気に入り。タイムトラベルと恋物語が相性抜群なのは言うまでもないけど、この2本は設定やスケールの壮大さ、SFとしての辻褄も合っていて読んだ後にため息が出るほど良かったですPosted by ブクログ
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密室ものでストーリーも密室トリックも素晴らしくてあっと言う間に読んだ。アンジェンとジャンクゥとのコンビでの続編が読めるのか、ラスト一文が気ががり。伏線そのものはかつて読んだミステリー作品で使われた様なデジャブ感が強くて☆3つ。Posted by ブクログ
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陸秋槎さんを知ったきっかけが早川書房の「アステリズムに花束を 百合SFアンソロジー」だった事もあり、再び「色のない緑」に出会う事が出来、感動しています。
歴史や宗教、言語や文学など様々な知識が盛り込まれており読み応えのある短編集でした。Posted by ブクログ -
シリーズ2作目と知らず先に読んでしまったが、たぶん大丈夫。
計画停電の夜に県検察院のトップが殺されたことから始まる官僚の連続殺人。捜査の指揮をとることになった高棟は自殺に見せかけた犯罪を他殺と見破っていくが、犯人は次々と犯行を成し遂げてゆき…
捜査側と犯人側の視点で交互に描かれているので、両者の息詰...続きを読むPosted by ブクログ -
最後まで、肝となる「催眠術」に馴染めず…。
羅飛が、凌にも白にもやられっぱなしでもどかしく。最後は伏線も回収できてよかったけど…。
歪んだ野望を持った人間が、催眠術の力なんて持ってしまったらとんでもないことになる、ということは、よく分かった…。Posted by ブクログ