いしいのりえのレビュー一覧

  • 0点主義 新しい知的生産の技術57
    夫に勧められて読んだ。読む前はなんだかよく分からないタイトルに怯んでいたけど、「はじめに」から面白くとても引き込まれた。
    これは大雑把に言えば、自分が納得できる人生を送るにはどうしたら良いかということが書いてある本。そのための勉強法が、具体例などとともに説得力を持って載っている。

    世間に惑わされず...続きを読む
  • 0点主義 新しい知的生産の技術57
    すごい面白かった!
    一見矛盾しそうなことを、さらっと肚落ちする言葉で書いている。荒俣さん自身のことがオープンに書かれていて、とても親近感がわいた。

    失敗してもいい、好きなことにのめり込めば良い、苦手なことや嫌なこともとりあえず面白がってやってみたら良い。
    今までに自分が何となく思っていたこと、感じ...続きを読む
  • 0点主義 新しい知的生産の技術57
    仕事でも勉強でも、苦手だと思っていた分野にも必ず萌えるところがある。荒俣流楽しみ方は、とっても素敵。日々が豊かで楽しくなる第一歩だと思う。
  • 0点主義 新しい知的生産の技術57
    さすがアラマタ先生、単なるHow to本じゃない楽しさがにじみ出てます。さらっと読めるのに気になるフレーズが沢山でいつのまにか本は付箋だらけ。再読必至。
  • 0点主義 新しい知的生産の技術57
    引用したいお言葉だらけでした。流石アリャマタ先生!
    貧乏なら貧乏なりに工夫する、というのは実践し続けているので、間違ってへんかったんや!と勇気づけられました。
    一方で、メモ取る習慣がないので脳みそつるつるなんやなー、とも。
    メモメモ!
  • 0点主義 新しい知的生産の技術57
    荒俣さん、還暦を迎えて以降俄然輝きを増してきたなあ!と感じた一冊。どんなに嫌だと思う仕事を与えられても、それを楽しんじゃえ!という若き日のエピソードにグッときました。
  • 0点主義 新しい知的生産の技術57
    副題に「新しい知的生産の技術57」とありますが、同じ主張の繰り返しのような部分があります。それと、技術というとhow toの具体例を上げているように思いますが、主に自分の好きなこと、ニッチなところを究めるという生き方について書かれています。なのですぐに役立つというたぐいの本ではありませんが、人生には...続きを読む
  • 0点主義 新しい知的生産の技術57
    テレビなどでお馴染みなので、著者をご存知の方も多いと思います。
    しかし、何者かと問われて、答えられる方がどれだけいるでしょう
    か。肩書きとしては、翻訳家、小説家、収集家、神秘学者、タレン
    トなどと名乗っているようですが、その信じられないほどの博覧強
    記ぶりと面妖な風貌から、しばしば妖怪に喩えられるほ...続きを読む
  • 0点主義 新しい知的生産の技術57
    書の構成が簡単でスラスラと読めてしまう一冊。
    学生にはオススメだろう。
    しかし、読んでいる際には「なるほどな!」と思うものの、
    読み終えてみると、そこまで記憶に残っていないレベルだった。
  • 0点主義 新しい知的生産の技術57
    中学高校と、勉強は主に受験勉強が中心でした。とにかく、合格するためには暗記一本。先生も、テストの成績の優秀の子がエリートと決めつけていた。思考力や発想力又洞察力も見につくはずがない。0点主義の考え方は、ストライクゾーンから外れたその場所に興味深いものが隠されていることを指摘している。勉強が出来なくと...続きを読む
  • 0点主義 新しい知的生産の技術57
    荒俣さんの人生の根本となっているのであろう、「0点主義」という方法論についての本。
    主に勉強法について書かれていました。
    「0点主義」とは、何事においても、遊びを含めた、無駄だと思えるような分野を楽しむ、というようなものだという。
    ただ、これはほとんど感性の問題だと思ったので、いくら著者がこの生き方...続きを読む
  • 0点主義 新しい知的生産の技術57
    0点主義とは、人から見れば無意味なことを追いかけて
    勉強することである。
    競争のための勉強ではなく、自分が興味のあることのみを勉強する。
    それが、どこかで何かになる可能性がある。しかしその可能性のために
    勉強するのではない。
    無駄、とは、未知なる可能性がある、ということであり
    無駄なことが集まって何...続きを読む
  • 0点主義 新しい知的生産の技術57
    読んでいて、なかなか筆者のようにはいかないよなあって思いながらも「学ぶ」と言う事に対するこちら側の姿勢と言うか心構えと言うか、そんなものを意識できる点でなかなか面白い本でした。あまりに「学び」が方法論や手法と言った道具になりつつあることに対して、本来、学びとは成功したりするためと言うよりは自らの興味...続きを読む
  • 0点主義 新しい知的生産の技術57
    簡単に言えば、ニッチでも好きな事をやっていれば、いずれ
    その知識が自分を助けてくれるということを主張している。

    答えのある問題を、マニュアルどおりに解くことに長けている
    高学歴と言われる人間が高く評価されることに疑問を持って
    いたので、著者の主張はよくわかる。

    ただ、57の技術のなかで、同じ主張...続きを読む
  • 0点主義 新しい知的生産の技術57
    「0点としか評価のしようがなかった「異質な力」は、あなたの人生のクライマックスにおいてかならずその力を発揮するチャンスがめぐってくる」荒俣さんによる、ひとりロングテールのススメです。
  • 0点主義 新しい知的生産の技術57
    0点主義とは、点数という束縛から離れて、さまざまな知的関心を楽しく広げていくことだといえる。そのような「幸福色」をした知識や体験は、かならずいつか、他人をも幸福にするだろう。なぜなら、本人がそれによって幸せに生きてこられたからだ。
  • 0点主義 新しい知的生産の技術57
    荒俣宏の本を初めて読む。
    こないだテレビで彼がいかに奇人変人かという事を
    周囲の人達が言っていたから興味が湧いたのだ。
    この本の中では、奇人変人でもなくってちょっと拍子抜け。

    いちばん好きなところは『モテる』ことをあきらめたという事。
    個人的には、男はモテることをあきらめてからがモテると思う。

    ...続きを読む
  • 0点主義 新しい知的生産の技術57
    小説『帝都物語』がベストセラーになった作家、荒俣宏。
    その後は数多くのTV出演をしていて、僕は子どもの頃から「独特の風貌をして、不思議な話をしてくれるおじさん」と、親しみを持って見ていました。
    そしてその知識は、怪奇などの領域にとどまらず、生物に関する書籍の出版にも関わっていたりして、現代社会では珍...続きを読む
  • 0点主義 新しい知的生産の技術57
    ボール球を振らせるような、あるいは敬遠して牽制で刺すような、そういう話が続く(野球の本じゃないよ)。

    結局、試合に勝つための0点なのか。0点がいつか力になる、という考え方、それは、他所で点を取る、ということなんじゃないかなあ。
    タイトルに偽り、じゃあないけど、「0点主義」の定義を、見誤ってしまいま...続きを読む
  • 0点主義 新しい知的生産の技術57
    読みやすさ、とっつきやすさを狙い過ぎたか、ちょっと物足りない。アラマタ先生ならもっと語る事があったのでは。もっともっと一つ一つをディープに語ってほしかった。
    それにしてもいやな事を面白いに変えてゆく、その発想に脱帽。さすがです。