小島健輔のレビュー一覧

  • アパレルの終焉と再生
    ー コロナの収束が見えずウィズ・コロナの生活が長引く中、人々は都心の仕事軸から郊外の生活軸へと一変したライフスタイルを当分、継続するしかない。そんな生活が長引けば人間関係も社会関係も変わり、いずれ人生観まで変わっていくから、消費スタイルも根底から変わってしまう。その変化は「使い捨て消費のインフレ人生...続きを読む
  • アパレルの終焉と再生
    <目次>
    はじめに
    プロローグコロナで一変した生活と生計
    第1章壊滅的打撃を受けた百貨店とアパレル
    第2章百貨店はコロナ以前に終わっていた
    第3章コロナに直撃されたアパレル業界
    第4章こうしてアパレル業界は行詰まった
    第5章コロナ後の新世界はエシカル&リサイクル
    第6章アフターコロナの店舗販売は一変...続きを読む
  • ユニクロ症候群―退化する消費文明
    消費文明の衰退を若者の感性の退化と絡めて説いていく本。
    ユニクロ(FR)が飽和状態の国内を脱して、世界市場で成功するにはどうすべきか、というのをサムスンを引き合いに出して検証したりと、なかなか面白かった。グローバル平準化しなければ企業としては生き残っていくのは難しいのだろうけど、かといってファストフ...続きを読む
  • ユニクロ症候群―退化する消費文明
    ユニクロ礼賛本があふれる中で、この書は珍しくユニクロを批判的視点から眺めている。そしてユニクロに絡めてファストファッションと産業のグローバル平準化・低価格化について展開している。ファストファッションに興味がある人におすすめ。
  • アパレルの終焉と再生
    2021.02.11 「アパレルの終焉と再生」というタイトルだが、内容的にはアパレルの終焉という感じがした。いよいよ終わりというイメージ。消費者のアパレルに関するニーズがどのように変化しているかにつきるが、ビジネスモデルとしては相当な覚悟と変革がない限り難しいだろう。ゴールも成長ではなく持続だろう...続きを読む
  • ユニクロ症候群―退化する消費文明
    1,深刻なデルレ下で顧客を広げて売上を伸ばすにはゴールデン・アローマーケテイングが必要。客層を限ったセグメント法では売上減少の一途を辿る。
    2,前年実績はリセット(同じものは売れない)するファッション業界に有っては、ユニクロの足し算ラインアップ、店舗増は画期的。(足し算・掛け算)
    3,ウ...続きを読む
  • ユニクロ症候群―退化する消費文明
    ユニクロをはじめH&Mなどのファストファッションの流行と原因を分析。原因を若者の感性低下としているが、バブルなどのハデな消費文明を礼賛しているようにしか聞こえない。かつて、ブランド品は高価だが高品質だったが崩れ、単に記号化したことが衰退の要因かと。ユニクロの品質も5年前に比べると落ちたと思う。同じ運...続きを読む
  • ユニクロ症候群―退化する消費文明
    アパレル業界人には洋服=ファッションだと思っているが多くの一般消費者にとっては機能性快適性を優先させる生活パーツだという柳井発言。このあたりをはっきりとさせてわかりやすく受け入れやすくしたのがユニクロの成功の一因。ファッションは変に競わずに別カテゴリーとして道を探せばいい、とも思うなぁ
  • ユニクロ症候群―退化する消費文明
    ■マーケティング
    ①ユニクロの成功要因。 1.徹底した市場ニーズ検証に基づいて原材料から開発する。「顧客を限定しない」 2.単品ごとに販売進行を週サイクルで検証して価格キャンペーンを仕掛けるダイナミックな販売消化戦略。 3.有力なクリエイターとコラボしたキャンペーン商品、パワーイベントやウェブ、マス...続きを読む
  • ユニクロ症候群―退化する消費文明
    業界で一人勝ちすることが
    必ずしも良いことではないようです
    本来であれば
    安いものが欲しい人と
    高いものだからこそと欲しい人が
    商品を選択していくはずが
    みんな安いものだけを選択していくと
    安いものを作っている海外の工場に技術は奪われ
    良いものをつくる腕を持つ職人は育たない
    国内の高いものの消費は購...続きを読む